3月17日(月)、海岸2丁目にある「Hi-NODE」で「芝浜まちづくりフェス」が開催されました。
このイベントは昨年同様、ご近所にある芝浜小学校の4年生たちが主催したもの。

子どもたちはこれまで「総合的な学習の時間」で「つくろう新しいまち」をテーマに取り組んできました。自分たちが暮らすまちをより良くするために、港区の施設に取材をしたり、芝浦一丁目地区まちづくり協議会のゲストティーチャーに相談したりと、さまざまな学習を重ねてきたそう。
今回のイベントはその集大成!「まちにこんな施設があったらいいのでは?」「まちでこんなことをしたらいいのでは?」まちがさらに魅力的になるための具体的な案をまとめて、保護者や地域の方々に向けて発表しました。

前日の荒天が嘘のように晴れて気持ちの良い空の下、Hi-NODEの広々とした芝生広場を中心に、複数のスポットに各グループが分かれて発表。

子どもたちはただ「自分たちはこう思う!」と主張するだけでなく、そもそもなぜそう思ったのか、根拠となるアンケートの結果をグラフにまとめて示すなど、質の高い内容に関心しきり。
発表手法も紙芝居形式やオリジナルの模型を使うなど、それぞれが個性を存分に発揮していました。


さらに、聞き手に質問を投げかけたり、おみくじを配って参加者を楽しませたりと、聴衆を飽きさせない工夫まで!どのグループも独創性にあふれていました。
自分が小学生の時はこんなレベルの高いことできなかったと思います…苦笑
発表終了後は海に面したHi-NODEの美しい景色を眺めながら、みんなでお弁当を楽しむ時間も。思い出に残る一日になったのではないでしょうか。

芝浜小学校4年生のみなさん、本当におつかれさまでした!
新浜公園おひろめ説明会も開催
さらに今回は、昨年まさに芝浜まちづくりフェスで発表を行った5年生を対象とした「新浜公園おひろめ説明会」も開催されました。

Hi−NODEからもほど近い芝浦一丁目に再整備された公園。



港区初の遊具や完全オリジナルの遊具が設置されているのですが、当日はそれらを手掛けたメーカーの方々が実際に足を運び、どんな遊び方ができるのか、どんな思いや目的で作られたのかを直接紹介してくれました。

こんな機会はなかなかないですよね。そういった背景を知ってから公園を訪れると、よりいっそう愛着が湧くのではないでしょうか。
また、芝浜まちづくりフェスをはじめとする一連の取り組みは、子どもたちが「自分たちの声がまちづくりに反映される」と実感できる貴重な機会でもあると感じました。
最後は実際に公園で遊具を体験。みんなとっても楽しそう 笑



これからも子どもたちのワクワクするアイデアをきっかけに、まちがどんな風に盛り上がっていくのか、楽しみです!