8月21日(木)に初開催される「田町駅前夏まつり」(夏まつり全体の紹介はこちらの記事からどうぞ:田町駅・三田口ロータリーで初めてのおまつり、いよいよ開催!)。
地元のお店や団体が並ぶなか、ちょっと気になる屋台が出店します。その名も「米粉たこ焼きじゃぱん」。
実はつい先日突然、田町新聞に「夏まつりに出店するから取材して!」と連絡が。(え、もうおまつり直前ですが…汗)と思いつつ、圧、もとい行動力がすごいーーこれはぜひお話を聞かなければ!と取材させていただきました。

小麦アレルギーから米粉たこ焼きへ
キャリア支援やマーケティング事業などを手掛ける株式会社さくら代表の大場エリカさんは、社会人になってから遅延型小麦アレルギーを発症。体調を崩して2年ほども満足に動けない時期があったそう。
「そのときあらためて健康って本当に大事だなって気づいて。小麦が食べられなくなって残ったのはお米や野菜、肉や魚。改めてお米のありがたさを感じました」と大場さん。
そこから米粉で作られる食べ物に興味を持ち、たどり着いたのが“たこ焼き”。関西出身の友人や、社内でよくたこ焼きを焼いていた!?というユニークな経験を持つ同僚の協力などを得て、グルテンフリーでも美味しい「米粉たこ焼き」のレシピを開発しました。
米粉たこ焼きの魅力は何といってもその食感。外はカリッと香ばしく、中はお餅のようにモチッととろける。一度食べたらやみつきになる美味しさだそう。

さらに、具材は自由自在。定番のタコはもちろん、魚肉ソーセージやチーズ&キムチ。チョコレートなんていうスイーツ感覚のアレンジも大人気。
「何を入れても意外と美味しいんです。もはや“たこ焼き”じゃなくて“なんでも焼き”かも(笑)」と大場さん。
実は月に一度、田町周辺で「米粉たこ焼きを作って食べる会」も開催しているそう。外国人参加者も多く、ワイワイ楽しく作りながら米粉の魅力を広めています。日本全国の米粉でたこ焼きを作るというユニークな野望も(ただしまだ3県制覇なので先は長い!)。

海外留学や外資系企業での勤務経験もある大場さん。「日本の米粉を使ったたこ焼きは、海外でもきっと喜ばれると思うんです。コミュニケーションしながら作れるのも魅力。まずは地元・田町でたくさんの方に食べてもらいたいです」。
田町駅前夏まつりで実際に食べられる!
今回の夏まつりでは、タコのほか魚肉ソーセージ、チーズ&キムチの3種類アソートを販売予定。会場にはビールを販売している屋台も並ぶそうで、相性は抜群…のはず。
外カリッ・中モチッの未体験の美味しさを、ぜひ夏まつり会場で体験してみては?田町新聞も当日、実際に食べてみるのを楽しみにしています!