三田図書館 – 移転でさらに快適・便利に。学生にイチオシの部屋も登場!? –

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4月にオープンした港区の「産業」と「学び」を支える新たな拠点、「札の辻スクエア」はもう行かれましたか?すでに何度も利用しているよ〜、という方もいらっしゃるかと思いますが・・・あらためて、田町新聞も取材に伺ってきました!

場所は三田の札の辻交差点のすぐ隣。11階建てのビルにさまざまな施設が入居しています。ちなみにこちらのビル、いずれは田町駅とも2階のデッキでつながる予定だとか。田町は芝浦側も三田側も再開発の勢いがスゴイですね。

数ある施設のなかでも、とくに地元の方々の話題となっているのが4階〜7階に移転してきた「三田図書館」。延床面積が1万平方メートル以上広くなり、蔵書が21万冊から29万冊にパワーアップ!さらに今後40万冊くらいまでは対応できる仕様とのこと。また移転後は場所柄、業界紙の拡充にも力を入れているそうです。

広くてキレイで快適なのはもちろん、装備や設備も充実しています。まず注目が、座席の利用について。一部を除いてほとんどが指定席となりました。館内の端末に図書館カードを入れて利用したいコーナーと時間を選ぶとレシートが発行されるのでそこに記載されている番号の座席を利用します。

インターネットから事前予約ができるのも大きなポイント。じっくり調べ物をしたいときなど、あらかじめ席を確保できていると安心ですよね。ちなみに2時間制で当日は2回まで予約が可能です。

窓際にずらっと並ぶ閲覧席は明るくて気持ちがいいのが魅力。ほかにも、CD・DVDなどを視聴できる視聴覚ブースやインターネット利用席も。また読書室があるのが特徴。最近はどこもパソコンを持ち込んでの作業がOKとなっているスペースが多いですが、読書室はパソコンを持ち込んでの作業が禁止となっているため、とっても静かな空間。読書に集中したい人にオススメです。

予約資料の貸し出しシステムも大きくリニューアル。予約照会機に図書館カードをかざすとレシートが発行されるので、そこに記載されている番号の棚から資料を“自分でピックアップして”、自動貸出機で手続きをするスタイルになりました。以前はカウンターで受け取る必要がありましたが、人の手を介さずに予約資料を借りられるようになったというわけ。というか、すでに貸し出し用の棚にはたくさんの本が・・・みなさん積極的に利用されていますね 笑

ちなみにこれまで同様、図書除菌機も利用可能。紫外線と風によって本を清潔にできる機械ですが、こちらはコロナの影響か以前より利用する方が増えているそうです。

また、開館以来、とくに人気を集めているのが6階の児童コーナー。靴を脱いで広々使える「おはなしコーナー」のほか、ソファと小さな机があるスペースが窓際にずらりと用意されています。明るく開放的、半個室で周りも気にせず使えるので、読み聞かせなど親子がふれあうのにピッタリ!なんてぜいたくなの・・・笑

さらにさらに!注目したいのが「グループ学習室」。二人以上のお子さん(18歳以下)がグループで学習できるスペースなんです。会社の会議室のように、机と椅子、ホワイトボードがあり、自由に使えます。例えば、複数人で集まって、それぞれが別々の勉強をしたり、相談をしながらグループ研究をしたり、使いみちはさまざま。

考えてみたら学校以外にこういう、学生たちが集まって自由に使えるスペースってなかなかほかにないのでは?貴重ですよね。すでに学校帰りにグループで集まってホワイトボードを使って議論をしている、なんて学生さんたちもいるそう。なんて頼もしいの!!

ということで、移転リニューアルオープンした三田図書館のとくに注目のポイントをご紹介しました。まだ行かれていない方はぜひ参考にして訪れてみてくださいね。札の辻スクエアにはほかにも、コワーキングスペースやホールなど魅力的な施設がたくさん。こちらもまた別の機会にご紹介できればと思います!

港区立三田図書館

港区芝5-36-4 札の辻スクエア

Web:https://www.lib.city.minato.tokyo.jp/j/mita.html

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