田町で上質な和牛が手に入る!「まつなが和牛専門店 きみや」

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今年5月、選び抜かれた日本一の和牛専門店がオープンしたということで、今回は「まつなが和牛専門店 きみや」店主の石田さんにお話をうかがいました。

私を含め、「まつなが和牛」を知らなかったという人も多いかと思いますが、関西では認知度が高まってきているんだそう。島根県の松永牧場で飼育されていて、数々の受賞歴も持つブランド牛です。

無農薬で自分たちの手で栽培した飼料を使い、成長ホルモンを一切使用せず、放牧してストレスの少ない環境で育てています。出荷前180日は抗生物質を使用しないなど厳しい自主基準を設定。牧場には獣医が常駐し、毎日牛たちの健康管理を行い、その日の牛たちの体調に合わせて餌の配合も行っているという徹底ぶり。子どもたちにも安心して食べてもらえますね!

昔のような精肉店が少なくなってきている今、新たに精肉店がオープンするのは珍しいことですが、昨年末に初めてまつなが和牛を口にした石田さんは、瞬間にまつなが和牛に惚れ込み、「この肉を広めたい!松永牧場の情熱を伝えたい!」と思ったそう。田町にオープンしたのも「この町の雰囲気が好きで、地域のニーズに応えるためにもこの挑戦を選びました。安心安全で美味しい肉を提供し、地域の人々に喜んでもらいたい」とのこと。また、ゆくゆくは精肉の職人の育成も行っていきたい、とのことです。

きみやでは、まつなが和牛を一頭買いしているため、様々な部位が提供されています。「美味しいお肉のいろんな部位を食べてもらえるように」という石田さんの気持ちが表れています。

一番人気は赤身とのことですが、石田さんは「霜降り肉もぜひ食べてほしい」と言います。こだわりの飼育をして日本一の称号を受けたこともあるまつなが和牛は、脂がしつこくない点が特徴です。サーロインなど、脂身がさっぱりしていて、コクや旨味があるんだそう。そのほか、牛すじや切り落としなども人気です。

また、メンチカツやハンバーグなど自宅で手軽に調理できる新しい商品の開発や、近隣の飲食店と連携し、まつなが和牛を使った特別メニューを共同開発する計画も進めているそうです。とても楽しみですね!特に、自宅で手軽に調理できる商品は、忙しい主婦にとってはありがたいですね!

まつなが和牛の魅力を知れば知るほど、ハードルが高く思えるかもしれませんが、実はまったくそうではなく、日常使いができるお肉。取材当日も、以前きみやでお肉を購入したお客様が再訪し、「この前すごく美味しかったから、今日はバーベキュー用に」と、たくさん購入されていました。

「家族全員で楽しめる美味しいお肉を提供しています。安心して食べられるまつなが和牛を通じて食卓に笑顔を届けたい。ぜひ一度お試しください」と石田さん。きみやでは、お客様のご希望に沿うお肉をアドバイスしてくださるほか、おすすめの調理法も店頭で丁寧に教えてくれるので、安心して購入できます。

また、Instagramでも随時、まつなが和牛を使ったお料理レシピを更新中。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

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