来春、芝浦に新たなプリスクールがオープンするとのことで、どんなスクールなのかお話を伺ってきました!
場所は芝浦3丁目、八千代橋のたもと。運河沿いにあります。以前ローソンがあった場所ですね。
お話を伺ったのは、Pikkas(ピッカス インターナショナル プリスクール)代表の中川さん。
●そもそもプリスクールって?
「プリスクール」とは、幼児向けの保育施設のこと。世の中には色々なタイプのプリスクールがありますが、Pikkasは2歳から5歳までのお子さんが対象で、しかも“オールイングリッシュ”で保育を行うのが大きな特徴です。
ちなみに、保育施設には「認可保育施設」と「認可外保育施設」があって、いわゆる保育園と呼ばれる認可保育施設は、国や自治体の基準をクリアしていて補助金が出るため、料金が比較的安価。保育の質も一定以上保証されています。
一方、認可外の保育施設はより自由で個性的なサービスを提供している(施設が多い)のが魅力。なお、認可外保育施設であっても基準を満たし、自治体から証明書を発行されていれば保育料助成制度を受けられるそう。Pikkasも証明書の交付に向けて動いています。
●どうしてプリスクールをオープンするの?
中川さんはもともと幼稚園の先生をしていて、その後オーストラリアに留学。現地のプリスクールで働いたところ、日本とオーストラリアの保育がまったく違うことに驚いたそう。
「すごく自由で、子どもたちがみなはっきりと自分の意思を持っていてびっくりしました」
さらにその後も、日本の商社やドイツのプリスクール、海外のNGOなどを経験するなかで、海外と日本の子どもたちの差をすごい感じることに。
「日本の子どもたちは、大人に言われたことをそのままやっている感じ。でも、もっと自分たちで考えたり、決断したりする時間も必要じゃないかな、と思ったんです。」
理想の保育を追求していく中で、納得できる保育施設が見つからず、ついに自分で作ることを決意。しかも、施設を運営するには保育だけでなくビジネススキルも必要だと考え、大手IT企業の人事を経験したりと、とにかく行動力がすごいんです!
●なぜ芝浦にオープン?
中川さんが芝浦を選んだ理由は、港区に7年ほど住んでいることもあって、このエリアが国際化に力を入れていると実感していたから。それに、芝浦エリアにはまだまだ認可外保育施設が少なくて、ニーズがあると考えたそうです。
「将来的には日本全国で保育の質を上げたい。そのためにもまず港区でスタートすることに意義があると思ったんです」
●Pikkasの魅力って?
Pikkasが目指すのは「子ども・保護者・教職員、三方よし」なプリスクール。子どもたちが安心できる環境は、保護者や教職員にとっても居心地が良くないと成り立たない、という考え方です。
例えば、朝の送り迎えの時に保護者と教職員が顔を合わせてコミュニケーションできたり、教職員たちが働きやすい環境だったり。もちろん、オールイングリッシュのカリキュラムにもこだわっています。
また、施設内には「土間」があって、これも中川さんのこだわりポイント。都心だと外で遊ぶのが難しいことも多いけど、ここでは室内でも外遊びのような体験ができるんです。
「子どもたちが社会と関わることもとっても大切。地域イベントへの参加なども企画したい」
どんな子どもたちが育つのか、今からワクワクしますね!
※ 施設写真はすべてイメージパース
●オープンに向けて
来春オープンに向けて準備が進んでいるPikkas インターナショナル プリスクール。随時説明会も開催していて、年内には施設見学も予定しているそう。お子さんの保育施設を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね!