穏やかな秋晴れに恵まれた10月の日曜日。芝浦の港区立プラタナス公園で開催された「全国連携マルシェin芝浦」にお邪魔しました。
「全国連携マルシェin芝浦」は、約5年前から年12回程度の頻度(暑い夏と寒い冬の時季を除く)で開催されている地域密着の「都市型マルシェ」。田町をはじめとした各地域の民間の出展者はもちろん、港区と縁がある全国各地の自治体も出展しており、バラエティー豊かなラインナップが魅力です。
取材で訪れた10月23日の開催回も、プラタナス公園に到着すると、早くもお腹の音が鳴るような美味しい香りが漂っていました。オムライスやチキン、ハワイの揚げドーナツといった様々なフードを提供するキッチンカーには、どこもかしこも行列が。美味しそうで何を食べようか悩みます。購入したフードはマルシェ内に設置されたテーブルでいただくこともできるので、出来立ての味を楽しめます。
物品も、雑貨やお花、お野菜や果物、スイーツ、パンと非常にバラエティー豊かな出展者さんがズラリ。
三田で実店舗を営む「こめどりーみんぐ GIFT&CRAFT Mita」さんは、「米麴の甘酒」や「米ぬかと大豆のキャラメル」といった商品を扱っており、お店の方から興味深いお話を伺いながらお米の魅力を再発見することができました。
ほかにも、キュートな車で移動販売のみを行っているお花屋、知人の田町住民から熱いラブコールを受けて出展するようになったという千葉の老舗和菓子屋、素敵なインポートアクセサリーを扱う雑貨屋と、見るだけでもワクワクするお店ばかり。
生産者・お店の方と直にコミュニケーションをとることができるのも、マルシェの大きな魅力。みなさん非常に気さくで、商品に関する豆知識や魅力を教えてくれます。
10月23日の開催回では、福井県福井市と長野県中野市も出展。最近ではオンラインショップやアンテナショップで地方の物産を簡単に購入できますが、地元の方から直接お話を伺い地域や物産の魅力を知ることができるのは、ひと味違います。東京では購入が困難なお菓子や、新鮮なフルーツを手頃なお値段で購入できたりと、大変お得な内容でした。
年々出展希望の問い合わせも増えており、キッチンカーは毎回エントリーの中から厳選されたお店が出展されるという盛況ぶりだそう。次回は11月26日(土)・27日(日)開催予定。美味しいものを食べたい方、地方の魅力を知りたい方、生産者とお話ししながら自分に合う商品を購入したい方、休日のお散歩がてらにふらっと立ち寄って新しい出会いを見つけてみてはいかがでしょうか。
全国連携マルシェin芝浦