田町にいると
「ちょっとしたギフトを買うお店ないかしら?」なんて声をたまに聞くのですが、そんなニーズにぴったりなお店が昨年末、オープンしていたのご存知ですか?
田町新聞もインスタでお店のオープンを知り興味を持っていたのですが、今回、ようやく取材に伺うことができました。お店の名前は「regalo(レガロ)」。
場所は芝浦の愛育病院そばということですが・・・
あ、ありました。
路面店ですが、ちょっと奥まっていて通りから気づきにくいのでご注意
以前自転車屋さんがあった場所ですね。偶然写った鳥もまるでオブジェのようなかわいらしいお店がオープンしていました
今回は店主の宮田直子さんにお話を伺うことに。オシャレなオーガニックショップがぴったりなステキな雰囲気!ちなみにregaloは宮田亮・直子ご夫妻がオーナーのお店です
田町新聞
「お店をオープンした経緯を教えてください!」
宮田さん
「夫婦ともども以前からオーガニックに興味があったんですが、子どもができてからさらに、できるだけ安心安全なオーガニックなものを身近に取り入れるようになりました。あと、私自身がつわりで遠出ができなくなった経験から、もっと身近な場所で手に入るようになればいいなと思って、このお店をオープンしました」
田町新聞
「なるほどご自身の経験からなんですね。あ、ということは芝浦にお住まいなんですか?」
宮田さん
「はい、近くに住んでます 笑」
ナチュラルで落ち着いた雰囲気の店内に入るとふわっといい香りが。とくにアロマなどを炊いているわけではなく、店内に並べてある商品から自然に香ってくるそう
田町新聞
「もともと関連のお仕事をされていたんですか?」
宮田さん
「オーガニックショップは初めてですが、旦那が以前、関連商品の代理店をしていました。あと目黒でイタリアンのお店を経営しています」
田町新聞
「なんと、目黒で飲食店もやられているんですね。どんだけステキ夫婦なんですかまったく!では、regaloのコンセプトは?」
宮田さん
「贈り物をテーマにしています。大切な人に、自分に、地球に、もらってうれしい、あげてもうれしい、そんなアイテムをそろえられればと」
田町新聞
「あ〜いいですね〜。ちょっと気の利いたオシャレなプレゼントを買いたいと思ってもこれまでなかなか田町では・・・ね・・・・」
ちなみに店名の「regalo」はイタリア語で「贈りもの」という意味だそう。
宮田さん
「そうですよね。私自身がそういうアイテムを買おうとしたら、やっぱり有楽町とかに出ないとならなかったので。
あと、SDGs(持続可能な開発目標)を意識していて、プライスカードに再生紙のバナナペーパーを使ったり、活躍する女性を応援するために、家事を効率化できる商品を積極的にセレクトしたりしています」
田町新聞
「お店のレイアウトなどに特徴はありますか」
宮田さん
「ベビーカーのまま店内をぐるっと回っていただけるよう、通路のスペースを確保しています」
田町新聞
「あ〜それはいいですね。お店の前に置いてお子さんを抱っこしてとかだと、商品を手に取りづらかったりゆっくり買い物しづらかったりですもんね」
お母さん目線で店内は通路のスペースもしっかり確保
宮田さん
「はい、あとソファもご用意していますので、ちょっと疲れたときやじっくり相談したいときなどに使っていただければと」
買い物中などに休憩できるソファも用意
田町新聞
「これはちょっと言いにくいのですが・・・
お店が少し奥まった場所にあって、おしゃれな雰囲気というのもあって、とくに初めてだと入りにくい、と思う人もいるかと思うのですが・・・」
宮田さん
「そうですよね!なので、ぜひまずは見に来るだけでいいので、一度ご来店いただければ・・・
と田町新聞さんを通してお伝えしたいです 笑」
田町新聞
「本当に?まったく買わないでもいいですか??」
宮田さん
「はい!押し売りは一切しませんのでご安心ください 笑
ハーブティーの試飲もしていますので、お茶を飲みに気軽にお立ち寄りいただければと」
早速、田町新聞もハーブティーを入れてもらっちゃいました。これは癒着ではない、はず・・・
編集長のような気弱なおじさんは、オシャレなお店に入ってステキな店員さんに話しかけられると、オススメされるがままに買ってしまうことがあるのですが、まずは気軽に立ち寄っておしゃべりするだけでも大丈夫とのことで安心です。
とはいえ、どんな商品が売っているか入る前に少しは知っておきたいですよね?
というわけで、ここからは田町新聞が気になったアイテムをご紹介。季節や売れ行きによって品ぞろえは変わるので、あくまでも取材時のものですがお店の雰囲気や品ぞろえの傾向などをイメージしていただければと。
まず新入荷のイチオシ商品として紹介してくれたBeansの子ども用商品。左からオーガニックベビーフード「Baby Orgente」、無添加の子ども用スナック「Orgente Puff」、オーガニック子ども用クッキー「Orgente Cookie」です
宮田さんによると、外出中に子どもが泣いて、慌てて近くのスーパーでベビーフードを買ってあげたら体中に蕁麻疹ができてしまった経験があり、以来、手軽に持ち運べて子どもに安心してあげられるものを探していて、ようやく出会えた商品とのこと。
Beansの子ども用オーガニック商品は材料はもちろん、食品加工技術やパッケージまでとことんこだわっているのが特徴。オーガニック食品は賞味期限が短いものが多いなか、例えばBaby Orgenteは常温保存で賞味期限が1年間と長いんだとか。お母さんの気分も上げてくれるようなかわいいパッケージデザインも大きなポイントだそう。うん、それ大事。
こちらはメッシュの小さな袋に純度99.9%のマグネシウム粒が入った宮本製作所の「ベビーマグちゃん」。洗剤の代わりにこの袋を洗濯機に入れるだけで、洗剤とほぼ同じ洗浄効果があるとか。
宮田さんも実際に家で使用していて、「洗濯槽や排水管までキレイにしてくれる効果があって、面倒な掃除を減らせるのがいい」とのこと。ちなみに洗剤や柔軟剤と併用も可能で、より頑固な汚れを落としたいときや香りをつけたいときなどは、足して使っているそう。
The Protein Ball Companyの「プロテインボール」シリーズは、砂糖不使用で食物繊維とタンパク質が多く含まれているというスナック。一袋に直径約2センチのボールが6個入っていて、小腹が減ったけどコンビニのおやつはちょっと・・・といった時にピッタリだそう。
原稿書いている時にふと気づいたらポテトチップスを食べていることがある、年中ダイエットの編集長も要注目のアイテムです。
このほか・・・
SONNENTOR(ゾネントア)のオーガニックハーブティーや
sonett(ソネット)のオーガニック洗剤
John Masters Organics(ジョンマスターオーガニック)のリップカームやMAMA BUTTER(ママバター)のフェイス&ボディクリーム
これからの時期にピッタリなPERFECT POTION(パーフェクト ポーション)の虫よけや
女性向けだけでなく男性用のヘアケア・スキンケアアイテムも。実際、女性だけでなく男性のお客さんもふらりと訪れるそうです。
決して広くはありませんが、定番からちょっと珍しいアイテムまで品ぞろえ豊富で、店内を見ているだけで楽しめちゃいます。
「ついついお客さんと話し過ぎちゃうんですよ。この商品もね〜」とまた話し続けるチャーミングな宮田さん。一つひとつ丁寧に愛情を持って商品がセレクトされているのがわかります
支払いは現金のほか、各種クレジットカード、電子マネーに対応
環境に配慮してショップ袋(右)は有料(20円)に。ギフトラッピング(左)は無料でサービスしてくれます
宮田さんによると「来るたびに新しいものがあるようにしたい!ワークショップなども開催したい!」ということで、今後の展開にも期待。お散歩がてらふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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regalo
東京都港区芝浦2-16-7 丸宗ビル1F
営業時間:11:00~18:00(月曜日〜金曜日)
定休日:土日・祝日
https://regalo-select.com/
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