突然ですがみなさん、「田町おじさん」ってご存知ですか？
「いや、知るも知らないも、田町にはおじさんがたくさんいるじゃないか！」と言われそうですが。そうではなく・・・Xやインスタで田町の不動産情報やそれに関わる金融情報、飲食店情報などを発信している人気アカウントのことです」
Instagram：田町おじさん @tamachi_dazo
田町界隈のネタを検索して見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。田町新聞も以前から「面白いアカウントだな〜」と気になっていたのですが、このたび接触に成功！田町の情報を発信することになったキッカケや続けている理由など、いろいろとお話を伺ってきました〜
（ちなみに実際にお会いしたら、30代の知的なイケメン。田町新聞に比べたらまったくおじさんではありませんでした・・・）
―― なぜ田町の情報を発信することになった？
田町おじさん 「キッカケはコロナで暇だったっていうのもあるんですけど、何かやりたいなってなった時に、普段は仕事ばかりなのでなにか違う趣味のことをという感じで。あと結構大きかったのはインフルエンサーの知り合いがいて、その方がインスタとかやっていて面白そうだった。自分は田町に家を買って住んでいるんですけど、周りになんで田町なの？と聞かれることも多くて。それで田町の情報発信をはじめました」
―― そもそもなぜ田町に住んでいる？
田町おじさん 「出身は札幌なんですが、大学生のときに三田に2年くらい住んでいて、田町の良さは知っていました。その後、商社に就職して会社の寮に入りましたが、出張が多かったため、空港や新幹線へのアクセスが良い田町に戻ることを決意。賃貸物件に1年半住んだ後、田町にマイホームを購入しました」
―― すごい、早いタイミングで買われたんですね
田町おじさん 「個人や会社の財務状況を示すバランスシートを勉強したときに、家を買っておいた方がいいということに気づいて。あと当時、ちょうどタイに駐在に行くかもしれないという状況だったのですが、買うなら行く前に買っておいたほうがいいなと。向こうに行ってしまったら難しいじゃないですか」
―― もう5年以上続けているそうですが、その原動力は？
田町おじさん 「まずシンプルに自分のためになる。田町の不動産や株、為替などの情報を発信しているんですが、それをやることによって自分のインプットにもなりますよね。あとは読んだ人からコメントをもらうこともあって、発信するところに情報が集まるみたいなことも実感しています」
あ〜それはよくわかります（田町新聞はまったくコンスタントに記事を出せていませんが・・・汗）
田町おじさん 「もうひとつは“田町おじさん”というもう一人の人格がいることで、交友関係が広がって。それまでは絶対に出会えなかったような人たちと実際に出会えて。これがめっちゃ面白いです」
―― オンライン以外でも交流があるんですか！？
田町おじさん 「はい、たまに田町周辺で物件を探している方から問い合わせもあります。家を買うって結構な決断じゃないですか。不動産屋に言われるがままより、いちおう僕、自分で言うのもなんですが田町のことをよく知っているし、不動産とか株とかリテラシーあるほうだと思うので。そういう話も聞いてから判断したほうが間違いがないというか、自信を持って決められるかと」
確かに！とくに田町に馴染みのない人にとってはかなり安心材料になりそう。というか、なかなかこんな相談できる人いないですよね。ちなみに今住んでいるのは田町で5カ所目！だそう 笑
ココナラでも相談を受付中。相談者と一緒に内覧に行くことも珍しくないとか
―― 田町おじさんが感じる田町の魅力は？
田町おじさん 「再開発で新しくてきれいなビルがバンバン建っていくなかで、僕は慶応仲通り商店街によく行くんですけど、顔なじみの店主と世間話をしたり、昔ながらの飲み屋で新しい人とつながったりすることができる。港区の中ではすごく庶民的というか。雑多な感じ、混ざっている感じがすごい好きですね」
―― 田町おじさんを通じて、どんなことを感じてもらいたい？
田町おじさん 「まず前提として、田町おじさんは自分のリテラシーのために情報発信を続けているんですが、それが誰かのためにもなったらそんなにいいことはない。自分も若いころそうだったんですけど。何となく危機感があるけど、ろくに新聞も読まず、株、為替など金融のこともよくわかっていないという方は多いと思うので。少しでも参考になればいいなと。
あとひとりでも田町がいいなと思ってくれる人が増えれば、すごく遠いですけど僕の家の価値も上がる。人気が出すぎても嫌なんですけどね。このアーティストめっちゃいいな〜、でもヒットしてメジャーになっちゃうと寂しいみたいな。あの感じはあります 笑 」
SNSの世界からリアルの田町へ。「田町おじさん」の発信をチェックすれば、田町の今がもっと見えてくるはず。まだの方はぜひフォローしてみてください。田町新聞もいつか田町おじさんとコラボイベントしてみたいな〜（リテラシーを高めないと・・・汗）
