Seriaのオープンでいま、田町で最も熱いスポットとも言える「田町センタービル ピアタ」ですが、9月27日(水)、「みたまちスタンド」なるスペースもオープンしていたのはご存知でしたか?
場所はSeriaと同じピアタの地下一階。
とくに都営地下鉄「三田駅」からJR「田町駅」に乗り換えの方が多く利用する通路沿いにあるため、平日の朝夕は人通りが多い場所です。
こちらのスペースを運営するのは、大田区・池上で建築・不動産業を営む株式会社G.U.style。代表の小薬さんにお話を伺ってきました。
写真左からG.U.styleの青野さん、小薬さん、出店されていたpechecoの田村さん。
G.U.styleは池上で「ノミガワスイーツ」なるスイーツ屋さんも運営しています。
そのユニークな特徴が、
パティシエ・スイーツが毎日変わる
こと。例えば、実店舗をまだ持っていない方、副業でスイーツを作りたい方、流し営業で経験を積みたい方など、お菓子づくりが好きだったり、得意だったりするけれど実現できていなかった方々の受け皿となっています。
とくに都会だと賃料などの問題で、意欲があってもなかなかチャレンジするのは難しいと思うので、こういった取り組みはとてもいいですよね。お客さんとしても色々な新しい出会いを楽しめそう。
そういった場作りの経験を生かしてG.U.styleが取り組む「みたまちスタンド」。こちらはとくにスイーツに限定しているわけではありませんが、ノミガワスイーツ同様、毎日異なるお店がオープンします。
日々変わるラインアップを見るだけでもワクワクします。
その特徴は、“物”ではなくて“人”にあること。こちらのスペースは空きテナントを利用しており、(今年の12月以降)いつまで営業するかは未定。終わった後に何が残せるのかを考えたとき、
人のつながり
だと気づいたそう。住んでいる人、働いている人、できるだけ田町に関わる人たちに出店してもらって、この場で交流してもらえたら、これまで知り得なかった地元の情報を知れたり、新しいつながりが生まれたりするのでは。そしてそのつながりは、また違う形でまちの魅力を生み出していくのでは、というわけ。
ちなみに、みたまちスタンド初日は田町在住で、規格外野菜・果物のサスティナブルなスイーツを作られているpechecoの田村さんが出店。田村さんは以前からノミガワスイーツに出店されていて、そのご縁でみたまちスタンドが実現したそう。
やっぱり、つながりって大事だなぁ
こういったポップアップストアはイベント要素があるからか、通常の店舗より店員とお客さんがコミュニケーションを取りやすい感じもしますよね。
8畳ほどのスペースで特別な設備はありませんが、テーブルや椅子、一級建築士でもある小薬さんが設計したかわいい棚つきリアカーが使えます。
「例えばBtoBの企業が、うちはこんなのを作っています!と紹介してもらっても面白い。田町に会社があったとしても、住民の方やよその会社の方ははなかなか知ることができないので。テナントさん同士の新しいつながりができるかも」と小薬さん。
ということで、日々お店が変わるみたまちスタンド。駅チカですし、ふらっと気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
そして、個人でも法人でも、自分のお店を出してみたい!という方、ぜひチャレンジを。物販や食販だけでなく、展示やワークショップなどもOK。きっと知り合いが増えて、もっと地元が好きになるはず。田町新聞も出店してみようかなぁ〜
みたまちスタンド
住所:港区芝5−34−7 田町センタービル B1F
営業時間:10:00〜19:00
利用料金:10-14時、15-19時 各6,600円(10月中は各5,500円)※三田・田町周辺に関係のある方の割引あり
最新情報や問い合わせはこちらから:https://www.instagram.com/nomigawa_sweets/