三田駅A3出口すぐ前、田町駅(三田口)からは歩道橋を渡ってすぐのビル地下一階にあるTerrattoria EFFE(テッラットリア エッフェ)。以前は聖坂にお店がありましたが、再開発の影響で今年の2月1日、こちらの場所に移転オープンしました。
お話を伺ったのはオーナーシェフの福田さんご夫妻。旦那さまの福田さんは、もともと麻布十番のイタリアンレストランに勤めていて、その後、シェフとして4年ほどハワイへ。帰国後、三田で独立し、今年3月で8周年を迎えました。ちなみに店名の「エッフェ」は、福田さんの「F」をイタリア語読みしたものだそう。
野菜は農家さんから直接仕入れ、魚は毎朝築地に足を運んで自分の目で確認し、肉も産地直送など、こだわり抜いた素材を使用。調理についても「そこまでやっているの?」とお客さんから言われるほど、手を抜かない徹底ぶり。そんなシェフの姿勢が「この味はエッフェでないと食べられないよね」と、多くの人を魅了し、リピーターを増やしています。
お話をうかがっているうちに、どうしてもお料理を食べてみたくなり、取材後あらためて、ディナーに行かせていただきました。席についた時点から最後まで、驚きと感嘆の連続!お料理はもちろん、グラスやお皿、カトラリーなどにもこだわりが見えました。
来店される多くのお客さまが楽しみにしているのが「月替りのコース」。最初のバーニャカウダ以外は、毎月お料理が全部変わるそうで、写真に撮って1年分をアルバムにまとめてくれるファンもいるほど人気のコースとなっています。
ソムリエは奥さま。お料理に合わせた美味しいワインをセレクトしてくれます。実際に自分で飲んでみて味を知って、シェフのお料理に合うと思うものしか仕入れないそう。「普段から同じものを食べていて、シェフの味や好みも熟知している、夫婦だからこその強みです」と奥さま。素敵ですね。
コロナ禍に飲食店が休業や時短営業を余儀なくされた際は、「野菜も魚も肉も素材を供給してくれる人たちがいてこそ。自分たちが供給を止めてはいけない」という思いで、お弁当の販売をスタート。今では累計6千個以上も販売する、大人気商品となっています。
そのほか、ケータリングサービスも提供していて、イベントやホームパーティーに出張もしています。ちなみに同じ田町にある東京ポートボウルでも、グループや団体で事前に予約をすればTerrattoria EFFEの料理をいただけるそう。「この場所でこんなに美味しいお料理が食べられるなんて!」と参加者に喜ばれること間違いなしですね。
お店はランチもディナーも満席になることが多いので、おひとりで来店される際もぜひ事前に電話で確認を。アラカルトもありますが、ディナーの月替りコースは本当にオススメです!
Terrattoria EFFE(テッラットリア エッフェ)
住所:港区芝5-27-13 Y・A三田ビル B1
TEL:03-6809-6103