冬らしいピンと澄んだ空気で晴天に恵まれた12月17日(土)。田町駅前で行われたイベント「いっぴんいち@田町駅前」にお邪魔しました。
JR田町駅西口(三田口)を出ると、早速かわいい屋台がお出迎え。田町近隣や田町とご縁がある各店舗が自慢の『いっぴん』を販売するという企画で、規格外野菜を使ったスイーツ(pechecoさん)、酒饅頭(秋色庵大坂屋さん)、出汁食パン(こめいち)など、どれも魅力的で目移りします。駅前のデッキというロケーションも抜群で、いっぴんいち目当ての方はもちろん、田町駅を利用するのにたまたま通った方々も思わず足を止めて楽しそうに商品を手に取っていました。
実店舗だと多くの商品が並んでいて選ぶのが難しいという方も、「いっぴんいち」では「これを買えば間違いなし!」と各店舗が厳選した商品だけが並ぶので安心。また、なぜこの商品がいちおしなのか、どんな特長があるのか、などお店の方と直接コミュニケーションが取れるのもポイント。この「いっぴんいち」をきっかけに、各店舗のファンになる方も多そうです。
ピアタ1階では「こどもいっぴんいち」も開催。こどもたちが作った自慢の『いっぴん』を、こどもたち自らが販売していました。「いらっしゃいませ!おひとついかがですか?」と元気で可愛い声掛けをし、きちんと商品の説明・お会計まで行う姿は、完全に大人顔負け 笑。
可愛いアクセサリー、アート作品など、こども達が一所懸命製作した商品は、どれも魅力的でした。こんな風に「物を作って販売する」体験ができることは、こども達にとっても大きな財産となるはず。
ピアタ内の各店舗も、チラシなどで自慢の『いっぴん』を紹介。謙徳蕎麦家 本店さんのカツ煮込み、立呑所 やまとやさんのもつ煮込みと、商品紹介を見るだけでもお腹が空く美味しいラインナップがズラリ。「いっぴんいち」以外の日にもいろいろな店舗を巡りたくなります。
さらに楽しいワークショップも開催。田町在住のアーティスト・しゅんさくさんによるアートワークショップ「おおきなクリスマスツリーを描こう」では、大きなシートのツリーにこども達が色とりどりの好きな絵を描き、世界でたった一つの素敵なツリーができあがりました。
田町センタービル ピアタの小髙さん(謙徳蕎麦家 代表)によると、コロナ前は毎年定例のイベント(夏:音楽祭、冬:福引(還元祭)」を行っていたそう。久しぶりにイベントを開催するにあたり、「今までとは異なる層のお客様にもお越しいただけるイベントにしたい!」という思いから、いろいろな方にアドバイスをいただき、10月のハロウィーンイベント、そして今回の「いっぴんいち」を企画されました。
田町駅前でフードトラックやお花屋さんが出店する「Side Spot」もスタート。さらに今後は田町が一体となるようなイベントも企画したいとのこと。これからもここ田町で、どんな新しいことが生まれるのか、楽しみです!