先日、芝浦にある会社リソーコさんから
田町新聞にこんなタイトルのプレスリリースが届きました。
【ブランドリリースのお知らせ】 『 新3K を提唱! SOHKOMAN で倉庫をもっと身近に 』
SOHKOMAN(ソーコマン)?
リソーコさんといえば倉庫の管理・運営や、リノベーションなどをされている会社のはずだけれど、一体どういうことだろう。
と添付ファイルを開いてみると
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でーん!
うん、見なかったことにしよう・・・
そっと、PCの画面を閉じました。
しかし、心の中のもう一人の田町新聞がささやきます。
地元の面白ネタを我々が紹介しないでどうするの!!
いつやるの?
今でしょ!(もう古い?)
ということで意を決して取材に伺ってまいりました。
なんと、リソーコ代表取締役社長 池田さん(左)と同グループのイーソーコドットコム代表取締役社長 早﨑さん(右)が直々にご対応くださることに。ちなみにイーソーコドットコムさんはSOHKOMANのWebサイトを運営されています。
田町新聞
「えーと、早速なんですがSOHKOMANのリリースを拝見しまして・・・
ふざけてますよね?」
池田さん 早﨑さん
「何を言ってるんですか!真剣ですよ!本気(マジ)に決まっているじゃないですか!!」
田町新聞
「え!本気なんですか!?大変失礼しました(汗)」
「ではあらためまして・・・今回“倉庫っぽい”をテーマにしたオリジナルブランド“SOHKOMAN”を立ち上げられたということですが。そもそもなぜリソーコさんがブランドを?」
オリジナルブランドSOHKOMANを立ち上げて、Webサイトでオリジナルグッズの展開をスタート。
池田さん
「物流の業界って人不足って言われていますよね。いろんな企業さんが機械化とかアプローチをされていると思うんですけど、僕が思うにこの業界に足りないものは・・・」
田町新聞
「た、足りないものは・・・!?」
池田さん
「ずばり、モテだと思って」
田町新聞
「モ、モテですか・・!?」
池田さん
「若い子がどんなところに就職したいかって、やっぱりモテそうなところを目指しますよね。軽く聞こえちゃうかもしれないけど、これってすごく大事じゃないかなって」
田町新聞
「確かにモテの要素はスゴイ大事ですよね。田町新聞の最も足りない要素でもあるので身にしみてわかります!」
池田さん
「倉庫とか物流の業界はどうしても裏方的な仕事で、私はとてもいい仕事だと思うんですけどモテ要素が少なすぎて。なにかうまく表現できる方法はないかなとずっと考えていたんです。若い人が興味を持ってもらうキッカケになればいいなと」
田町新聞
「なるほど」
池田さん
「あと、実は数年前にある雑誌で我々の仕事が
“5年後になくなる職業”と言われたことがあって。。。
悔しいじゃないですか!
悲しいじゃないですか!」
田町新聞
「熱っ!・・サンボマスターの音楽なみにその思い伝わりました」
従来の3K(きつい・汚い・危険)のイメージを覆すべく、EX3K(かつての3K)をロゴにしたTシャツ。「かっこいい・稼げる・感動するのが今の倉庫業界だということを伝えたい」と熱く語る池田さん
田町新聞
「そういった思いがあって、ついにオリジナルブランドSOHKOMANを立ち上げたというわけですね。ちなみにブランド名はこのキャラクターからきているようですが、このキャラクターはどのようにして誕生したんですか」
Webサイトに登場しているSOHKOMANのキャラクター。
池田さん
「銀行員の人たちを“銀行マン”っていうように、元々僕ら倉庫に関わる人間は自分たちのことを“倉庫マン”っていうんですよ。で、プロレスラーのような容姿になったのは単純に僕が元々プロレス好きっていうのもあるんですけど(笑)、スーパーヒーローだとカッコ良すぎてなんかしっくりこなくて」
田町新聞
「このキャラクターはなんだか愛らしいです」
池田さん
「そう、一生懸命やるんだけどちょっとドジっていうか憎めないキャラクター。実は最初は某有名キャラクターのように額に“倉(くら)”って入れてデザインしてもらったんだけど、小さすぎて読めないって言われて(笑)」
田町新聞
(それってこんな感じ?)
※田町新聞の勝手なイメージです。
「ちなみにWebサイトではリアルなキャラクターもカッコいい写真で登場していますが、この体格といい風格といい・・・」
ぶっちゃけ池田さんですよね?
池田さん
「な、何を言ってるんですか!僕じゃないですよ!
SOHKOMANはみんなの心の中にいるんです」
田町新聞
「失礼しました(汗)。でもこの写真撮るの大変だったんじゃないですか?」
池田さん
「基本的にくだらないことはものすごい一生懸命やるという性格だから。かなりこだわりましたね。撮影はカッコいい写真を撮るのが得意なカメラマンに頼んで」
“くだらないことを一生懸命やる” もう田町新聞共感しまくりです。
池田さん
「この4人でしゃべっているシーンは倉庫の中の喫煙所なんですよ。あまりに壁が汚くていい感じだったので(笑)」
いやぁ倉庫いいですねぇ。味が出まくりです。実際CMやMVなどの撮影に使われることも多いとか。
田町新聞
「まるで映画のセットのようですね。マフィアが出てきそう」
池田さん
「最初はみんな照れてたんだけど、途中で自分たちがカッコよく見えることで倉庫がカッコいいって言ってくれる人が増えるかもしれない、そのために一生懸命やろうぜ!って熱くなって。早﨑くんなんて結構イケメンな感じになったよね」
早﨑さん
「マスク被っていると結構大丈夫なんですよね」
池田さん
「伊沢さんっていうちょっと中年太りの人もいるんだけどだんだんカッコよくなって。みんなどんどん乗ってきて、最初の方と後ろの方で全然違ったよね」
みなさん堂々とした立ち振る舞い。何を運んでいるのか、もはや怪しさしか感じられません。これも倉庫だからなせるわざか・・
田町新聞
「いやもう自分どころかほかのメンバーまでばれちゃってますけど・・・(汗)」
池田さん
「あ、いや、だから。田町新聞さんも、間違えてこのビルに入ってきちゃった人も、
倉庫が好きだったら今日からSOHKOMANを名乗れるってことです」
田町新聞
「え(笑)よくわからないけど、なんだか嬉しいです。仲間として認められたというか」
池田さん
「倉庫好きな人が世の中に一人でも増えてくれたらうれしいなって。ここで普通に商売やっているだけだと、例えば北海道や沖縄の倉庫好きの人と接点を持つのは難しいけれど、こうやってブランドを作れば知ってもらえて、仲間になれるかもしれないじゃないですか」
田町新聞
「Tシャツ以外にもトートバックやバンダナなんかもあってどれもオシャレですね~」
池田さん
「トートバックは実際に倉庫で働いているおじさんたちに配ったんですけど、パレットの向きが違うって怒られて。でもみんな喜んで持って帰ってくれたんですよね。なんだみんな結構欲しいんじゃんって(笑)」
倉庫の地図記号がモチーフになったトートバック(写真左)。ちなみに反対側は鍵穴部分を女性のシルエットにするという遊び心も。本物の倉庫マンたちからパレットの向きを突っ込まれたというトートバックはある意味レア(写真右)
ちなみに早﨑さんによると、リソーコとイーソーコドットコムさんのコラボレーションは今回のSOHKOMANに始まったことではなく、シェアオフィスco-ba Re-SOHKOの運営や各種イベントの開催など、様々な取り組みを行っているとのこと。
早﨑さん
「6月にはこのジュリアナ東京があった倉庫ビルの屋上でサイレントフェスを開催しました。みんなヘッドホンをしながら音楽を楽しむというなかなかシュールな光景なんですがスゴイ盛り上がりましたよ!」
東京タワーが見える最高のロケーションで新しい音楽体験を楽しめたとか。→詳しくはコチラ(レンタルソーコさんのWebサイト)
ちょっとふざけているようで、お二人の会話の端々からは倉庫に対する愛情をビシバシ感じました。そして、新しいことをドンドン取り込んじゃうのも両社の魅力。これからも倉庫、そして芝浦界隈を楽しくしてください!期待してます!
田町新聞もまずはTシャツ着て、SOHKOMANになりきろーっと。
※今回は特別にマスクをお借りしました。
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SOHKOMANのWebサイト
https://sohkoman.com/
リソーコのWebサイト
http://re-sohko.tokyo/
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