目の前で焼き上げるライブ感！ 「炎（ほむら）」の炉端焼きに舌鼓

慶応仲通り商店街に昨年末オープンした「炉端焼きともつ煮 炎（ほむら）」にお邪魔しました。今回お話をうかがったのは、店長の高梨さん（左）と料理長の大塚さん（右）。

炎の前進となるのは「村瀬 田町本店」。美味しいへぎそばが食べられる居酒屋でしたが、ビル建て替えのため惜しまれつつ閉店。しかし、2024年12月2日に新しくなった同じビルで、炉端焼きのお店として待望の復活を果たしました。

新しい店舗は 炉端焼き をメインにした活気あふれる空間。オープンキッチンのカウンターでは、食材が炭火でじっくり焼き上げられる様子を間近で見られ、まるでエンターテイメントのように楽しめます。

「炎」が大切にしているのは “素材の味を最大限に活かす” こと。毎日、豊洲や築地などから新鮮な魚や野菜を仕入れ、さらに産地直送の厳選食材も使用。調味料にまでこだわり、なるべく国産・無添加のものを使用しており、お子さん連れの方にも安心です。

実は、私はすでに何度も通わせていただいているのですが、メニューの豊富さと味のクオリティの高さに毎回驚かされます！

とくに店名にある炉端焼きやもつ煮のほか、土鍋ごはんも名物料理のひとつ。じっくり40分ほどかけて炊き上げたふっくらご飯は、一口食べればその違いがわかるはず。具材のバリエーションも豊富で、どれを選ぶか迷ってしまうほど。食べきれなかった場合は、お持ち帰りもOKなので、翌日の朝食にも楽しめます。

ドリンクメニューも充実していて、特に 日本酒のラインナップが豊富！サワー系は全て自家製の仕込みで、ノンアルコールバージョンも注文できるので、お酒が苦手な方も安心です。

和の雰囲気を存分に楽しめる店内は、のれんや障子、掘りごたつ式の座敷、食器類など、こだわりが随所に。「ファミリー層や外国からのお客様も大歓迎なので、ぜひいらしていただきたい」と店長の高梨さん。カウンター席のほか、22名まで入れる個室もあるので、歓送迎会や忘年会・新年会など、グループでの宴会にも利用できます。

炉端焼きはもちろんのこと、料理長の大塚さんおすすめは土鍋ご飯やポテトサラダ。普通とは違う、一味違う一品です。また、炉端焼きや土鍋ご飯に使われている和牛は「経産牛」といって、通常は廃棄される牛を再飼育し、美味しく仕上げたもの。環境に優しく、味わい深いお肉です。

オープン当初から通っている私のお気に入りは・・・もつ煮と胡麻カンパチ。とくに胡麻カンパチは、福岡出身の私にとって懐かしい味。「胡麻鯖」を思い出させてくれる一品です。

田町・三田にお住いの方、お勤めの方はぜひ一度、炎に足を運んでみてください。素材の旨味を活かした料理と、温かみのある接客、お店の雰囲気に満足いただけること間違いなし。あっという間に人気店となり連日賑わっているので、訪れる際は事前予約がおすすめです。