田町 黒鶏ファニー 〜 希少な鹿児島地鶏、黒さつま鶏「黒王」を堪能できる 〜

黒さつま鶏「黒王（こくおう）」をご存知ですか？

今回は、黒王を堪能できる居酒屋さん「田町 黒鶏ファニー」にお邪魔し、店長の貞方さんにお話をうかがいました。

2021年3月に慶応仲通り商店街にオープンして以来、連日のように賑わっている黒鶏ファニー。鹿児島産黒さつま鶏の中でも流通が少ない「黒王」というブランド鶏を提供しているのが大きな特徴です。

黒王の炭火焼き

地鶏の基準を一カ月以上も上回る150日間の長期育成により、旨味・弾力・ジューシー感をたっぷりと堪能できるのが、黒王の魅力。

しかも黒鶏ファニーでは、焼きのほかに刺身でも黒王を提供しています。鶏肉を生で食べられるのは、ただ新鮮であれば大丈夫というわけではなく、加工の段階も重要なんだそう。とくに初めての方にぜひ食べていただきたい逸品です。

黒王の鶏刺し。

オープン当初から通っている私の個人的なオススメは、鶏刺しのほか「本気の炭火焼き」や「鶏皮ポン酢」、そして「ファニーのポテサラ」。一見、鶏肉とは関係なさそうなポテサラですが、黒鶏ファニーのポテサラには鶏肉が入っていて、良いアクセントになっています。

鶏皮ポン酢は、カリカリとそうでないものの2種類。ちなみに福岡では鶏皮ポン酢が古くから親しまれています。なので、福岡出身の私にとっては懐かしい一品（食べ慣れているカリカリでないほうを毎回注文します）。とくに黒王の皮は厚みがあり、まったくクセがなく、弾力と旨味があってとても美味しいです。

貞方さんのイチオシは「手羽の甘辛揚げ」。まず、黒王の手羽の大きさに注目。甘辛いタレが絡められたその大きな手羽を手づかみで豪快にガブリとかぶりつく。ジューシーさと旨味を想像しただけでやみつきになること間違いなしですね。

そのほか、黒豚を使ったお料理やドリンクメニューも豊富。どれも美味しいので迷ってしまいますが、まずは地鶏焼きや刺身で黒王を堪能し、ほかの気になるメニューをチェックしてみてはいかがでしょうか。

お店は一階だけでなく二階にも席がありますが、人気で週末の夜などは混雑しやすいのであらかじめお電話でのご予約が安心です。