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大阪からやってきた大人気店! 豪華絢爛“南インド”カレー!

「スパイスカレーの聖地・大阪から人気のカレー店『ゼロワンカレー』が田町へやってきた!」。その噂に、「田町を選んでくれるなんて何てセンスの良い店!」と、ひとり膝を打ちました。

どうも、学校給食で一番好きだったメニューは?と問われば、やっぱりカレーライスに落ち着くノグゾーンです。

しかも、個性派として知られたカレー店は、田町にやってきて、さらなるパワーアップを遂げているようでして

その名も新たに……

ゼロワンカレーA.o.D(エー・オー・ディー)!

令和初の特撮ヒーローモノか!? と思ったのは僕だけではないはず。早速、お店に向かいましょう!

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ターコイズブルーの外観がハッとするほど鮮やかで目を引きます。オシャレで清涼感がありますね。元は、八百屋さんがあったところです

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お店のロゴが特撮ヒーローっぽいフォントですね。どこかで見たことあるような書体……。ちなみに、名前の似た特撮ヒーローは主人公の若き社長が、暴走するAI搭載人型ロボとカレー(華麗)に戦います

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表の手書きペイントもかわいい

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“南インド料理”と書かれた看板。インドというと一括りにしがちですが、日本の面積の約8.7倍(!)という広大な土地を考えると、地域によって食文化も全然違うのかもしれません。イラストがキュートです

南インド料理のスタイルがゼロワンカレーの特徴とのことですが……正直イメージがわきません。南インドのカレーって日本でよく食べられているものと何が違うんでしょうか?

入店します。

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内装も統一されたテイストで、まるで高級リゾートのように洗練されています

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天井は高く、窓は大きくて通りに面しているので、開放感がありますね

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かわいくデコレーションされた象の置物

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異国情緒溢れる照明

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インドの神様もこちらに

気になることだらけなので、店主さんにお話を聞きましょう。

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店主の立田侑志さん

ノグゾーン
「大阪のカレー激戦区で連日完売する人気店が東京進出と伺いました」

立田
「いやいや(笑)、ありがとうございます。以前の店が手狭だったので、ここと比べると、自分たちで作れる量にも限りがあったんで」

ノグゾーン
「そんな大阪で愛される人気店が、なぜ東京に移転を?」

立田
「移転を考え出したのが、ちょうど昨年の秋頃で、最初考えていたのはもちろん大阪内での移転だったんです。向こうは今とてもカレー屋さんが増えていて、どこもかなり小規模なんですが、逆に、大阪でこれぐらい大きい規模のカレー屋さんやインド料理屋さんはあんまりなくて。今、同じ地域でやっても、移転前とお客様の来る人数はそんなに変わらないだろうと」

ノグゾーン
「それだけ大阪には多くのカレー店があるんですね」

立田
「そうですね、お店がひしめいていて。その時点で、すでに大阪にはこだわってなかったんです。おまけに、大阪の地価も上がっている。『これってもう東京しかないんじゃないの?』って話になりました」

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夜営業に向けて、手際よく料理を仕込み中

ノグゾーン
「なぜ田町を選ばれたんですか? ここへ来たことが?」

立田
「ないです(笑)。ただ以前、大阪でお店を出して営業していたところは、駅から遠かったんですがビジネス街でした。田町も同じようなビジネス街で、おまけに駅から近いので休日もお客様が来やすい。この土地柄は、以前の店舗と同じような感触があったんです」

ノグゾーン
「お客さんの感触も大阪と似ていますか」

立田
「いや、そこはやっぱり個性がかなり違います(笑)。大阪で南インドの料理を始めた頃はまだ定着してなくて、お客様にどういう料理かを分かってもらう、そこからのスタートだったんです。今、それと全く同じで、自分のやりたいものを東京で認知してもらうことから始めています」

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多種多様なスパイスを常備

ノグゾーン
「こちらのカレーの特徴を教えていただけますか?」

立田
「南インドでよく食されている、プレートに乗った料理を少しずつ混ぜ合わせながら食べる定食“ミールス”スタイルのカレーです」

ノグゾーン
「スパイスカレーとはまた違うんですか?」

立田
「最初、大阪で間借りしてお店をやっていた頃は、いわゆる“大阪スパイスカレー”と呼ばれるものを出していたんです。インド料理でもなく、ざっくり言うとオリジナルでスパイスを組み合わせてご飯にかけて食べるようなもので、料理の自由度が高い。でも、僕の中で、ちょっと飽きてきていたところがあって(笑)」

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「料理を作るのが元々趣味だった」という立田さん。インドが特別好きだったわけではないが料理に興味があり、カレーを極めていこうと考えた時に南インド料理にたどり着いたという

立田
「なぜなら大阪スパイスカレーってオリジナルだから他で学びようがなくて。自由にやれるようで、なかなか自分のアイデアの枠から出られないんです。新しい料理を学びたいと思った時に、ちゃんとしたところで勉強しようと南インドへ行きました。ウチのメニューが間借り時代から実店舗に移る過程で、どんどん南インド寄りになっていったっていうのはそういうわけなんです」

ノグゾーン
「なぜ南インドに?」

立田
「南インドと北インドで料理がちょっと違って。南はお米を使った料理、北は小麦の料理。南は稲作が盛んだから、主役がお米なんです。その点が日本と一緒で、“南インドの料理をより凝ってみたい”と思ったのがきっかけですね。カレー料理を勉強するためだけに、2ヵ月ぐらい現地でホテルの厨房に入りました」

そのとき既に人気店だったのに衰えぬ向上心! 立田さんは、その後も毎年のように視察や研修のため、南インドのケララ州を訪れているそう。

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プレートに様々な料理を盛り付けていく

果たして、その独創性からカレー激戦区で支持を集めたカレーとはどんなものなのか?

それでは、百聞は一見にしかず! 南インドスタイルのワンプレート“ミールス”をいただきたいと思います!

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二種盛りミールス(2,100円/税抜、以下同様)。取材日に注文したものは、ワンプレートに、チキンマサラA.o.D(写真右上)とスモークラム肉のビンダルー(写真左上)がセットになったゴージャスなセット

うわーーーー!!! 豪華絢爛!! 美味しそう~~!!

ノグゾーン
「こんなにたくさんの副菜が1つのプレートに並んでいるカレーを食べるのは初めてです! おかず一品一品の選定は立田さんが?」

立田
「そうですね。南インド料理はすごく種類が多くて、同じワンプレートでも中身の内容は現地で結構異なったり、地域によっても違ったりするんですよ。ウチのは副菜がいっぱい乗っていて、スタンダードからするとちょっと変わり種です」

ノグゾーン
「日本人向けにカスタマイズしているんですか?」

立田
「というより、日本の食材に合わせてカスタマイズしています。味付けや調理法はほとんど変えてないんですが、それでも日本の風土と素材で、現地と100%同じことをしても同じ味にならないんですね。そこは調整しています」

なるほど~! それでは、まずは目を引くプレートから拝見!

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盛り付けからして壮観なワンプレート“ミールス”。ライスを含め10品が並ぶ

① カルナータカ・サンバル(南インドで最もポピュラーな、スパイスを使った野菜煮込み)
② ラッサム(酸味のあるスープ)
③ ダール・タルカ(ひきわり豆の煮込みカレー)
④ ココナッツ・チャトニ(ココナッツとスパイスから作ったペースト)
⑤ メドゥ・ワダ(米と豆のペーストから作られた甘くないドーナツ状の料理)
⑥ アチャール(乳酸発酵させたインドの漬物)
⑦ 3種野菜のトーレン(野菜をココナッツとスパイスでサッと炒めた料理)
⑧ バンガロール・ベジヌードル(マンゴーペーストのソースとスパイスで味付けしたサラダ)
⑨ 季節フルーツ入りのベルプーリ(サクサクに揚げたジャガイモの上に、スパイスで味付けした野菜とフルーツを乗せたもの)
⑩ レモンライス

それにしてもめちゃくちゃ多くないですか

立田
「品数も大阪の時よりも3~4個多いですからね。色々やろうと思っていたら、なんか増えちゃったんですけれども(笑)。向こうでも副菜が9個も乗っているものは、かなり豪華なミールスです」

何でそんなに田町でパワーアップしたんですか。

ノグゾーン
「ほとんどの料理にスパイスが使われていますね」

立田
「スパイスを使っていると日本人は“カレー”って思いがちなんですが、本来インド料理は全てスパイスで味を付けた料理の集まり。日本食が外国人からしてみれば全部醤油味だと思うのと一緒ですかね」

南インドのスパイスで一番特徴的なものは、現地で自生しているという生スパイスのカレーリーフ。爽やかな香りがポイントで、日本では育てているところが少なく沖縄から直送してもらい、お店でも多くの料理に使っているんだとか。

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立田さん曰く「サンバルは、向こうでいう味噌汁みたいなもの。ラッサムは、サンバルと見た目はとても似ていますが、日本で例えるなら、おすましかな」

立田
「ココナッツ・チャトニは南インドでの定番でご飯に混ぜたり、カレーやサンバルにつけて食べたりしますね。もちもちフワフワ食感のメドゥ・ワダは箸休めに。インドでは朝ご飯や軽食で食べられています」

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バンガロール・ベジヌードルは、カレーと混ぜて食べた時に、ジャキジャキと食感が一番良い。「ベルプーリは変わり種で、本来は屋台で売られているストリートスナック」だそうで、南インドではワンプレートに乗せることはないが、お店では、より料理っぽくアレンジ

お米は、ゼロワンベーシック、レモンライス(+100円)、レッドマッタライス(+250円)の3種類から選べるとのこと。

ゼロワンベーシックは、インディカ米とジャポニカ米を5:5でブレンドして焚き上げたもの。レモンライスで使用している細長いお米は、インドのバスマティライスという長粒米。レッドマッタライスは、ほぼ南インドのケララ州にしかなく、そこでしか食されていないお米だそうで、「ゼロワンカレー以外で出しているところがあまりない」という珍しいもの。

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チキンマサラは、移転とともにパワーアップして店名と同じく「チキンマサラA.o.D」に改名。取材日は、築地・鳥藤(とりとう)の特選鳥を使用

メインのカレーは、チキンマサラA.o.D(ランチ1,450円、ディナー1,550円)、スモークラム肉のビンダルー(1,750円)、本日のフィッシュカレー(1,650円)、ベジミールス(野菜カレー/ランチ1,000円、ディナー1,200円)から選べるほか、上記から2つ選べる「二種盛りミールス」、少なめの二種盛りミールスに自家製ケーキとドリンクが付いた「レディースセット」(2,150円)も用意。

ヴィーガンの人でもベジミールスが楽しめるし、レディースセットは男性も注文OK。選択肢が多彩です。

立田
「例えば、チキンマサラA.o.Dは、以前は低温加熱処理したチキンをカレーでサッと再加熱するスタイルだったんですけれども、田町に来て大きく変えたのは炭火を導入したんです」

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チキンは低温加熱処理をしたのち、炭火で表面をサッと焼き、カレーに入れて煮込むという手の込みよう。低温加熱処理により、65℃で肉に火は通りつつもタンパク質が固まりきらないという

「カレー屋でここまでやっているところはほとんどないのでは」と立田さん。

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スモークラム肉のビンダルー。広い厨房だからこそできるというスモーク処理が加えられている。カレーの辛さ増しには、グリーンチリマスタード漬け(+100円)をトッピングで付けられる

立田
「スモークラム肉のビンダルーはスモークしたラム肉の上に、ローストビーフならぬローストラム肉が乗っています。燻製も大きい規模の店じゃないと、機材や人手の問題で調理がなかなか難しいんですが、田町で可能になりました」

ノグゾーン
「どれも手間暇がかかっているんですね。カレーはどちらも濃厚で旨味が強くスパイシーですが、チキンマサラはサラッとマイルドで食べやすいし、ビンダルーは大人っぽい風味というか、味わいが全然違います!」

チキンもラムも柔らかく、贅沢な肉の旨みを引き出していて、特撮ヒーローのようにジャンプしたい気分です。

ノグゾーン
「店主さんにとって、このプレートは今出したいカレーの究極形でしょうか」

立田
「そうですね。大阪で出していたものよりグレードアップさせています。というか、それをやりたいから東京の大きい店に移ったんです(笑)」

南インドカレーのひとつの到達点が、ここで味わえます。

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お子様用カレープレート(500円)もあります

ノグゾーン
「さすがにどれから食べればいいか迷っちゃいますね……」

立田
「自由に食べてもらえればいいんですが、おすすめは、各種とりあえずつまんでもらって、ちょっとずつそれぞれを混ぜながら味わっていく食べ方です。別々に食べるんじゃなくて、組み合わせて味わっていただきたいですね」

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食べ方で迷っちゃいそうな方はこちら。おすすめの食べ方解説の書

単品でも美味しい副菜は、スパイシーさはもちろん酸っぱさや甘み、シャキシャキだったりフワフワだったりと、一つひとつ味と食感に個性があり、混ぜ合わせれば味わいが変化。好みの組み合わせを探すも良し、全部混ぜてしまうも良し。これは楽しいです。

ノグゾーン
「まるでカレーの幕の内弁当みたいですね。食べ合わせのパターンが無限にありすぎて、ご飯が止まりません」

立田
「ライス、サンバル、ラッサム、ダールはおかわり自由ですので、どんどん食べてください! 食後のデザートも気合が入っています。ウチのケーキは、10年パティシエをやっている僕の嫁が全部手作りで仕上げています」

カレー屋さんに、気合の入ったケーキ??

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取材日に並んでいたのは、ジャガリーのババロワとシャインマスカット(500円)、巨峰の焼タルト(450円)。ジャガリーとはインド粗糖のこと

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季節のフルーツ(西表島産グアバ)ソースのフロマージュブラン(500円)

ええ……!? めちゃくちゃ美味しそう!!!

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店主の奥様、桃子さんの作るケーキは専門店顔負けのクオリティ。ブランド名は「オカシモアルヨ」

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入り口にあるショーケース。ケーキだけのテイクアウトもできます。下段には、紅玉りんごのタルトタタン(550円)

さすが、ザ・プロ職人。完成度の高さは美しさすらあります。

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ワンプレートの料理はその日の朝に仕込むという。お店では野菜だけで1日30キロも使うんだとか!

ノグゾーン
「ひゃー! 内容が濃い。ちょっと基本的な質問なんですが、最初に話題で出た大阪スパイスカレーってどういうものですか? 日本で一般的なカレーライスも世界のカレーと比べるとちょっと違いますが」

立田
「大阪スパイスカレーとウチの南インドスタイルの料理も、またちょっと成り立ちが違うんですけれど。ある時期から、日本でインドカレーといえば、スパイスをしっかり使ったサラッとしているカレーを“ナンで食べる”っていう形が広く認知されましたよね」

そういえば、カレーといえばカレーライスだったのに、いつの間にかナンでカレーを食べる店が日本全国に増えましたよね。

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ズラリと並んだカレー鍋

立田
「カレーとナンを提供するお店が急増したのをきっかけに、『インドではカレーをナンで食べる』っていうひとつの勘違いがだんだん日本で広がっていったんです」

か、勘違い…!?

立田
「ナンはインドで特別な、というか高価な方の主食。ナン自体が砂糖やバターをしっかり使っていて、家ではなかなか用意できず、レストランに行かないと食べられない。しかも、元々ナンは紀元前からあるんですが、北インドのさらに北側の発祥なので、中東の料理に近いんです」

えっ!? そうナンですか!?

インド人はみんな石窯の壁に生地をペターンと貼り付けて、ナンばっか食べているものかと……

立田
「南の人はお米が主食なのでナンを全然食べなくて、日本に来るまでナンを食べたことないっていう人も結構います。そうして、『インドのメインストリームではないインド料理』にハマった人たちが日本で結構出現したんです」

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インド人が普段「ナンでカレーを食べている」というのはある意味正しいし、ある意味勘違いに近いという

立田
「大阪スパイスカレーもサラッとしているものが多いんですけれども、その流れとは異なっていて。今から25~30年ぐらい前だと思うんですが、大阪に『ルーデリー』という店があって(今は大阪から宮崎に移転)、そこの店主がインドに行った際に現地のスパイスやチャイを持って帰り、輸入もするようになって、カレーの店を始めたんです。カレーのルウを使わずに、スパイスを調合したサラリとしたカレーを、ナンではなく、ご飯にかけて提供したんですね」

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立田さんは「カレーやインド料理はスパイスを使って一から作るので、一番複雑な、凝ろうとしたら一番大変な料理」と話す

立田
「そこが知る人ぞ知る店になって、大阪スパイスカレーの原型が出来上がったんです。それと同じような時期に、『カンテ・グランデ』という、喫茶店だけどインドのチャイとカレーとナンも提供する店ができて、大阪でチャイとスパイスカレーが流行って。そこからインドの枠ではなく、自らスパイスを組み合わせて作ったカレーのような料理がどんどん増えて、今に至るっていうのが大まかな流れなんです」

そうだったんですか…! 大阪スパイスカレーとは、日本の“カレーライス”や“ナンで食べるカレー”、“本場インドのカレー”ともまったく違う流れで誕生した、新しいムーブメントだったんですね。

立田
「大阪スパイスカレーは、その独自性から世界であんまりない料理だと思います。たまたま同時期にそういうお店らが始まって、ホットスポットになっていったみたいなんですね」

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知り合いのデザイナーに作ってもらったというスタッフの制服。「ちょっとチャイナ服っぽくなりましたが、デザインはインド人男性の民族衣装クルタパジャマを元にしています」と立田さん

ノグゾーン
「なるほど……! ゼロワンカレー A.o.Dという店名の由来も聞いていいですか?」

立田
「ゼロワンカレーは、間借りしてスパイスカレーを始めた時代に、割と適当に決めた名前で(笑)。今テレビで似た名前の特撮ヒーローがいますが、それではなくて、もっと昔の人造人間の方にインスパイアされました」

左右が青と赤の色に分かれた01号の方!? あ、あのロゴの書体も!!!

ノグゾーン
「店主さんが特撮好きなんですか?」

立田
「それもあるんですけども、間借り時代に友達が描いてくれたカレー屋のロゴマークは、僕の顔が半分機械になっている、めっちゃいかついロゴで」

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ゼロワンカレー A.o.Dのfacebook

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いかつい……

立田
「そのロゴマークが先にあって、“じゃあ名前もゼロワンカレーでいいか”と適当に決めたんですけど、ゼロワンカレーってスゴい良い名前で。カタカナでも数字でもアルファベットでも書けるので、外国人でも分かりやすいし、1回聞いただけですぐ覚えられるんです」

確かに、全世界の人が覚えやすくて良い名前。

立田
「今はもう、この名前をスゴく気に入っています」

ノグゾーン
「そういえば、東京に移転して新たに追加された“A.o.D”はどういった意味なんでしょうか?」

立田
「“A”はAromasで“香り”、“o”はof、“D”はDakshinっていうヒンディー語なんですけど、“南”。“アロマーズ・オブ・ダクシン”の略で、“南の香り”という意味ですね」

ノグゾーン
「素敵な名前! 店頭の鮮やかなターコイズブルーも印象的で、内装も異国情緒があります」

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マラヤラム語で「Zero One Curry」と書かれている。立田さんは同店のメインカラーを「ゼロワン・ブルー」と命名

立田
「こういう原色やパステルカラーの建物はインドによくあるんです。南国の空気で、そういう建物ってオシャレで映えますし。内装のコンセプトは、南インドのリゾートや近代インドのモダン建築を意識しています」

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「内装はめちゃ凝りました。照明は何個かインド製のものがあります」と立田さん

ノグゾーン
「大阪時代のスタッフさんも丸ごと東京に来られたのですか?」

立田
「いや、今は基本的に皆さん東京の方です。移転を決めてから、こっちで募集をかけて」

ノグゾーン
「料理人をまた一から探すというのは大変だったのでは」

立田
「そこが一番不安だったんですけれども、インド料理界隈や、和食をずっとやってましたとか調理をしていたとか、厨房に入っていた歴の長い人が結構集まってくれたんです。それはスゴくラッキーだと思いますし、今とても心強いです」

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「スタッフには今スゴく恵まれてるんで。とても良い状態で開店を迎えられたのは良かったと思いますね」と立田さんは笑顔で話す

立田
「南インド料理の中でも新しいことをやりたいので、だいぶ挑んでいますが、ゼロワンカレーというスタイルは出来上がっています。普通のカレーという概念からすると、少し違うものだし、ウチだけでしか出していないような料理だらけなので、興味ある方はぜひいらしてください!」

ノグゾーン
「ここでしか食べられない、まさにオンリーワンですもんね」

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お店として「全世界のあらゆる宗教、思想、民族でも安心して食べることのできる料理」を理念に掲げる。素敵すぎませんか

立田
ゼロワン令和(01)にオンリーワンの新しいカレーを提供していきます(笑)」

“オレが南インド料理のゼロワンカレーだ!”と言わんばかりのオリジナリティに溢れた、豪華絢爛な南インドカレー01号。田町の令和カレー元年は、ゼロワンカレー A.o.Dから始まるかもしれない!?

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スパイスクッキー(350円)もあるよ!

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ゼロワンカレー A.o.D

東京都港区三田3-2-9 杉浦ビル 1F
TEL:03-6722-6380
営業時間:ランチ11:30~14:00、カフェ14:00~16:30、ディナー17:30~20:30(月・金・土・日)、11:30~16:00(火)
営業日:月・火、金~日
定休日:水・木
Facebook:https://m.facebook.com/zero.one.curry
Twitter:https://twitter.com/zero_one_curry
Instagram:https://www.instagram.com/zeroonecurry_official/
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