ちょっと前から芝浦を歩いていて気になっていたんですよね
この看板・・・
だって
あの、日本サッカー界のレジェンド、
“中村俊輔選手の専属トレーナー”ですよ?
なんか一緒に撮った写真も貼ってありますが、本当なんですかね・・・
(ファンミーティングのときにでも撮ったのでは・・・)
だって本当だとしたら、ねぇ。中村俊輔が受けているのと同じ施術がご近所で受けられちゃうってことですからねぇ。
ということで、突撃取材を敢行しました!
こちらが昨年10月にオープンした芝浦スポーツ整骨院・はり治療院を経営している株式会社プラス オーの代表、新盛(しんもり)さん。浦安にも2店舗展開しているそう
田町新聞
「突然ですが、表に貼ってあった中村俊輔選手の専属トレーナー、あれ本当ですか?」
新盛さん
「もちろん本当です 笑 かれこれもう10年くらいかな」
田町新聞
「いったいどういう経緯で?」
新盛さん
「当時、専門学校を卒業して埼玉の整骨院で働いていたんですけど。スポーツの現場もみていないと腕が鈍るなと思って、ある大学のサッカー部のところに行って休みの日にボランティアでいいから勉強させて、とお願いしにいったんですよ」
大学卒業後、保険会社でサラリーマンをしていたものの、「プレーヤーとして自分の力で活躍したい」と30歳で一念発起。専門学校に3年間通って柔道整復師に
田町新聞
「イケメンで一見、チャラそうに見えて結構マジメなんですね」
新盛さん
「それは褒めてるんですか・・・まぁいいや。
そしたら、ボランティアよりも中村俊輔選手がスコットランドに帯同できるトレーナーを探しているって紹介してもらって。事務所に面接に行って。大リーガーを担当している人とかすごい人が集まっていたらしいんですけど。なぜか合格しちゃって」
田町新聞
「え〜、持ってるなぁ!」
新盛さん
「当時僕は学校出たてのペーペーで。何でもやります!みたいな感じで行ったのでそれが逆によかったのかな」
お店には、中村俊輔選手にもらったというユニフォームも(左)。ちなみに右は社会人サッカークラブ「ブリオベッカ浦安」のユニフォーム。7年ほど前からこのチームのトレーナーも兼任しているそう
田町新聞
「中村俊輔選手とはじめて会ったのはいつどこで?」
新盛さん
「いや、それが合格してからスコットランドに一人で行って。現地の空港ではじめましてで。“うわっ、本物の中村俊輔だ!”みたいな 笑」
田町新聞
「すご!現地の空港集合なんて、なんかかっこいい。向こうではどんな生活だったんですか」
新盛さん
「大きな家に一緒に住んで、食事を作ったり身の回りのことをしたりしながら、体のケアをするという感じですね。スコットランドには約半年間。その後、俊輔選手がスペインのチームに移籍した際も2週間ほど帯同させてもらいました」
俊輔選手が日本に戻ってからも、長年専属トレーナーとしてサポートしています。ちなみにいまは芝浦在住で、それも店舗がある浦安とクラブがある場所(静岡や横浜)に通いやすい場所ということで選んだそう。
田町新聞
「よしっ!そこまで言うなら。長年日本のレジェンドを支え続けているそのワザ、見せてもらおうじゃないですか!!」
残念ながら?編集長、四十肩が治ったばかりでとくに不調はないのですが、せっかくなので新盛さんに軽く診ていただくことに。
まずは前屈。
うん、全然曲がらない。
続いて手を前で合わせてから、
左右に振って体のバランスを確認
横になって調整していきます
田町新聞
「やっぱり体は柔らかいほうがいいんですかね」
新盛さん
「いや、実はそうとも言えなくて。結局悪いところって動きすぎているところがなるんですよ。僕の感覚では体が柔らかい人のほうが腰を悪くしたりしやすい」
田町新聞
「え、意外・・・」
あっ、スゴイ・・・伸ばされて気持ちいい。で、でもなんだか恥ずかしい・・・
新盛さん
「田町新聞さんの場合、モモ裏が硬い。それをかばって実は腰がスゴイ柔らかい。硬いところと柔らかいところの差があるから。ヘルニアになりやすいですね」
田町新聞
「そうだったの!な、なんか説得力がある・・・でもどうすればいいんですか?」
新盛さん
「普段から、モモ裏を伸ばすストレッチをするといいですね」
といっておもむろにゴムバンドを取り出す新盛さん。
新盛さん
「自分の手でバンドを持っていただいて、膝を伸ばしたままつま先を上下に動かします」
こんな感じで自宅でもできるストレッチ方法を教えてくれます。日ごろからのケアがやっぱり大事なんだな〜。
ちなみにこのゴムバンドは300円。
「タオルでもなんでもいいんですけど、みんなやらないんですよね 笑。ゴムバンドがあるとなぜかやる人が増えたから、欲しい方には売っています」と新盛さん。
あ〜なんかわかる気がします。そのための道具があるとちゃんとやらなきゃって思うというか・・・人間って不思議
ちなみにこちらの芝浦スポーツ整骨院・はり治療院は、超音波検査(エコー検査)を取り入れているのも大きな特徴。
テレビでおなかの中にいる赤ちゃんが・・・なんてシーンでよく見かけますよね。
すき間を埋めるためのゼリーを塗って患部に発信機を当てると・・・
(スタッフの大谷さんがまさに一肌脱いでくれました)
こんな感じで表示されるので、画面を見ながら治療を進めていきます
新盛さん
「いままでマッサージをしてよくなることもあったけど、それは“たまたまその場所が当っていた”ようなことも多くて、視覚化することで筋肉や筋膜、神経の位置なんかがわかるのでより的確な治療ができます」
田町新聞
「たしかに、グイグイ押されるけどここ本当に合ってるの?効くの?みたいなことありますね 苦笑 ここまではっきり見せてもらえると安心」
さらに、店名に書かれている通り、マッサージ(手技)だけでなく、はり治療が受けられるのもポイント。
新盛さん
「はりを打つことで白血球が増えて免疫力が高まると言われていて、僕のなかでは神経が窒息しているイメージ。はりをやることで、緩んだり呼吸しやすくなってとくに痛みがひどいときはオススメです」
田町新聞
「う〜んでもなんだか怖いなぁ。痛くないんですか?」
新盛さん
「じゃあやってみましょうか」
田町新聞
「えっ!」
今回は花粉に効くという美容鍼を大谷さんが打ってくれることに。ちなみに美容鍼は身体の治療で使う通常の針(直径0.16mm)よりもさらに細い(直径0.1mm)そう
う〜んそれでも緊張する!写真ではわかりませんが、顔がぴくついて新盛さんに「めちゃめちゃ怖がってるじゃないですか!」と笑われています・・・
あ、刺さった。感覚としては、チクッまでいかず、チッぐらいでしょうか。全く痛くはありません
気づいたらこんな状態に!!(本人は見えていませんが・・・)
一歩も動けないのをいいことに副編がこんな記念写真を撮っていました。「これが僕たちの作品です」じゃないよ!シュールすぎるだろ!・・・
10分ほどしたら、針を抜いていきます
抜かれたあとの安堵の表情。肌艶がよくなったように思うのは気のせいでしょうか
ということで、中村俊輔選手の専属トレーナーが運営する芝浦スポーツ整骨院・はり治療院。看板にいつわりなしでした。チャラそうだけどちゃんとしていて、とっても気さくな感じも好印象。とくに、スポーツを頑張るあまり痛みを抱えているお子さんや、股関節の痛み・しびれに悩んでいる女性などは多く来院されているようですよ〜。
芝浦スポーツ整骨院・はり治療院
■ 東京都港区芝浦3-14-3 青木ビル1F
■ TEL:03-6722-0424
■ 休診日:日曜・祝祭日
■ Webサイト:https://shibaura-seikotsuin.com/
※新型コロナの影響で営業時間や定休日が記載と異なる場合があります。ご来店の際は事前に店舗にご確認ください。