うれしい悩みとはこのことか。芝浦のムスブ田町「タワーN」に15店舗が一挙オープン!ひと足お先に潜入レポート

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2020年9月1日(火)、msb Tamachi 田町ステーションタワーNの商業施設がついにオープン!

ということで、まずはおさらいから・・・

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2015年からJR田町駅東口の芝浦エリアで開発が進められてきた「msb Tamachi(ムスブ田町)」街区。田町ステーションタワーN以外は2018年に竣工し、すでに稼働していましたが、今年の7月、ついにタワーNが竣工。そして足元の商業施設が9月1日に開業します!

既存のタワーSと合わせると、計36店舗という田町最大級の商業施設に。
こちらが新たにオープンする15の店舗。

業態 店名
1F うどん 骨付き鶏 こびんちょ
肉バル 大衆肉酒場 ゼニバ
牛たん酒場 牛たん酒場 たん之助
炉端焼き 千寿 一歩一歩
らーめん・つけめん 玉 GYOKU
とんかつ専門店 トンカツ X
手打ち蕎麦と地酒 神楽坂 九頭龍 msb Tamachi 店
うわじま料理 和酒 えひめ宇和島 かどや
うなぎ うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店
レストラン・カフェ むさしの森 Diner
ショールーム 三菱自動車本社ショールーム
2F カフェ&バー プロント ムスブ田町店
フルーツティースタンド 三菱自動車本社ショールーム
コンビニエンスストア ファミマ!!
歯科医院 プルチーノ歯科・矯正歯科 東京

コロナの影響もあり、残念ながら前回のような内覧会は行われなかったのですが・・・(編集長がよほどしつこく迫ったからか)なんと!オープン前に特別に入れていただけることに。

これってつまり、ど、独占取材ってやつですよね・・・(ドキドキ)

では早速、今回も写真中心にお届けします!

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1階通路部分のデザインはこんな感じ。タワーSが緑が多く柔らかい印象だったのに対し、タワーNはさらに都会的で大人っぽい印象を受けます。待望の2階へのエスカレーターも。なお、2階部分は外のデッキでつながっています。

まずは既存のタワーSの足元、「秋田比内地鶏 生産責任者の店 本家あべや」さんの向かいに追加された2店舗から。

1階 飲食店(タワーSに新規オープン)

[うどん 骨付き鶏]

● こびんちょ

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うどんと骨付き鶏が売りのうどん居酒屋。都内23区に14店舗、和食、すき焼き、焼肉、肉バル、タイ料理、グルメバーガーなど、幅広く展開する株式会社雅門の新業態店舗

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田舎にあるうどん屋さんをイメージしたという店内。セルフスタイルではなく、席で注文する一般的なスタイル

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讃岐うどん同様、コシがあり、もちっとする食感の手打ちうどん。汁は食べやすいようにあえて関東風に。また、骨付き鶏は焼かずに素揚げで調理することで、鶏の旨味をストレートに感じられるとのこと

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店名のこびんちょは讃岐弁でこどもといった意味があるそう。胃にやさしいと言われるうどんが気軽に食べられるお店が近くにあるとやっぱり嬉しいですよね〜

[肉バル]

● 大衆肉酒場 ゼニバ

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「銭場精肉店」や「焼肉ZENIBA」など、都内で5店舗の肉業態を展開する株式会社ZENIBAの新店舗。大衆酒場業態は大井町に続き2店舗目ですが、田町はアヒージョなど洋食寄りのメニューを展開しているのが異なるポイントだそう

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店内は明るく開放的。大衆酒場をうたうだけあって、一人でもふらっと入りやすそう

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肉業態を複数展開する同社の強みを生かした新鮮な肉料理が充実。ランチには和牛100%のハンバーグや和牛を使ったカレー、パスタなどを提供予定

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「新鮮で美味しいお肉をリーズナブルに楽しんでほしい」と店長。ちなみに姉妹店の焼肉ZENIBAは芝浦にも店舗がありますが、そちらは溶岩プレートで提供するスタイルのちょっと贅沢な焼肉店。個室も完備しているので、シーンに合わせて使い分けられそう

続いてタワーNの足元へ。1階はタワーSの商業ゾーンからシームレスに接続しています。

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シャッターが開いてこれまで見られなかった景色がついに、オープン!!(開店準備まっただ中にすいませんでした・・・)

1階 飲食店(タワーN)

[牛たん酒場]

● 牛たん酒場 たん之助

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既存のタワーSにも入っている人気焼肉店「焼肉トラジ」を運営する株式会社トラジが展開する牛タン専門店。定食スタイルの「たん之助」と酒場スタイルの「たん之助酒場」があり、たん之助酒場としてはここが4店舗目

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和風テイストの店内は、かなり広め。テーブル席はもちろん、グループでリラックスして利用できる掘りごたつ式の小上がり席のほか、奥には個室も

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厳選した無添加の牛タンをいろいろな食べ方で楽しんでいただけるのが魅力」と語る店長の望月さん。酒場スタイルということもあり、牛タン専門店でありながら蕎麦にこだわっているのもユニークな特徴。お酒を飲んだあとのシメなどに、国産蕎麦粉を使った本格的な蕎麦も食べられちゃう

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牛タンは塩焼き、味噌焼き、八丁味噌焼きのほか、薄切り、厚切りも選べる。シチューや茹でたんなど、焼き以外のメニューも豊富

[炉端焼き]

● 千寿 一歩一歩

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北千住を中心に、ろばた焼きや寿司、おでん、食堂など、業態の異なるお店(しかもいずれも人気店!)を運営する「一歩一歩」グループのお店。なんと言ってもまるでステージのような魅せる厨房が特徴的。カウンターには食材がずらりと並び、手前の刺場でそれを串打ちし、すぐ後ろの焼き場で焼くという、臨場感たっぷりなスタイルで炉端焼きを楽しめる

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奥にはテーブル席も用意。モダンなデザインの店内でカウンター席とはまた違った落ち着いた雰囲気

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「創業店舗のろばた焼きを、価格帯はそのままにワンランク上げた」と語る代表の大谷さん。この食材でこんな楽しみ方ができるのか、といった驚きや喜びも提供したいとのことで今から楽しみ!ちなみに店名に使われている「千寿」。「千住」ではないの?と思ったのですが、実はおめでたい意味もあり地元では昔から使われていて、学校名としても残っているそう

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新鮮な魚介類と厳選された肉を提供。素材の味を存分に生かした料理が楽しめる。希少なブランド豚「バナナポーク」なども取り扱い予定

[らーめん・つけめん]

● 玉 GYOKU

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川崎発祥で都内を中心に17店舗のつけめん・らーめん専門店を構える株式会社 玉の新店舗。本店同様、濃厚な魚介醤油スープの「濃厚つけめん」「濃厚中華そば」を楽しめるほか、田町店限定であっさりめの「旨味醤油そば」や「辛みそば」「辛みつけめん」を楽しめるのが大きな特徴。ほかのお店で飲んだ後、シメに立ち寄るといった使い方もできそう

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壁に飾られた巨大な浮世絵風イラストが明るくにぎやかな雰囲気を演出。店内にはスープ割場もあり、お客さんが麺を食べた後に自分で好みのスープを入れて楽しめる。注文は店内左側にある券売機で食券をまず購入するスタイル

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店内で打ち立ての麺を切り出し、茹で上げて提供。さらに、削りたてのかつお節がたっぷり載っているのも玉の特徴。特注の鰹節削り機を店内奥に設置。極薄0.01mmでとろけるような食感を味わえる
※かつお節は「濃厚つけめん」「濃厚中華そば」のみ

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開店準備中も和気あいあいとなんだかとっても楽しそうだった若手中心のスタッフさん。編集長も混ぜてもらいたい・・・

[とんかつ専門店]

● トンカツ X

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西東京エリアを中心に多数の飲食店を展開する有限会社たるたるジャパンの新業態店舗。とんかつ専門店としては初となる、東京都が開発したプレミアムポーク「TOKYO X」を使用したお店。臭みがなく風味、味わいに優れているという豚の特徴を存分に生かした、ここでしか味わえないこだわりのとんかつを楽しめちゃう

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白を貴重とした明るくオープンな店内。従来のとんかつ屋さんのイメージとは違い、おしゃれな今どきのデザインで、女性ひとりでも入りやすそう。ちなみに写真には写っていませんが、通路から厨房が丸見え。揚げている様子が見えて安心感もあるなぁ

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店長の小野寺さんによると「新業態店舗オープンにあたり、ミシュラン掲載店にノウハウを学ばせていただいた」とのこと。パン粉も店内に専用の機械を用意し、食パンの挽きたてを使うこだわりよう

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TOKYO Xを使用したとんかつはロースカツ、リブロース、ヒレカツと、部位を選べるほか、ソース、おろしわさび醤油、シメにお茶漬けなど食べ方も楽しめる。ちなみに単価がやや高めなので、ランチではTOKYO X以外の豚を使用したメニューを用意。TOKYO Xのラードで揚げることで旨味を感じられるそう。もちろん豚好きの編集長は昼も夜も伺います!

[手打ち蕎麦と地酒]

● 神楽坂 九頭龍 msb Tamachi 店

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神楽坂に本店とはなれの2店舗を構える九頭龍(くずりゅう)が神楽坂以外に初出店。オーナーの出身地である福井の郷土料理と地酒、越前そばを楽しめる。ちなみに社名の株式会社凛倫林輪は、(一文字ずつ意味が込められた)“りん”と読む漢字を4つ並べて“フォーリン”と呼ぶそう。洒落が利いているな〜

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店内は素朴で懐かしい雰囲気が広がる空間。神楽坂の店舗は個室が中心なのに対し、msb Tamachi店はカウンター、テーブル席が中心で気軽に普段づかいできるのが特徴

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秘密のケンミンSHOWなど、福井の名物としてメディアで度々取り上げられる「竹田の油揚げ」を使ったメニューなど、ほかではなかなか食べられないメニューが多いのも魅力

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看板メニューの越前おろし蕎麦。福井の農協から直接取り寄せた玄蕎麦を自家製粉した、蕎麦粉100%の手打ちそば。たっぷりの大根おろしと削り節、刻みネギを載せていただきます。ちなみにこちらのお店、通し営業なのも魅力。忙しい時など、遅い時間のランチに美味しいお蕎麦をいただけるって嬉しいなぁ〜

[うわじま料理 和酒]

● えひめ宇和島 かどや

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愛媛・宇和島の小さな食堂からスタートしたという株式会社かどや。いまでは愛媛に約20店舗を展開。東京では田町が5店舗目になるという。「うわじま鯛めし」や「じゃこ天」など、宇和島の郷土料理をはじめ、宇和海の新鮮な魚介、愛媛の地酒などを楽しめる

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店内の壁一面には躍動感のあるイラストが。なんとこちら、愛媛県出身で世界的に著名な墨絵アーティストの茂本ヒデキチ氏が、数日間掛けて直々に描いたものだそう。宇和島城や宇和島藩初代藩主の伊達秀宗など、愛媛の文化や名産品が描かれていて気分が上がること間違いなし!

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マイナス13度に設定した専用冷蔵庫を用意し、ワンカップの凍結酒を楽しめるのもユニークな特徴。提供時に瓶を軽く手で叩くとシャーベット状になり、シャリシャリとした新食感な日本酒を楽しめちゃう

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うわじま鯛めしは、炊き込みの鯛めしや鯛茶漬けとは異なり、鯛のお刺身を醤油ベースの出汁と生卵でいただくスタイル。鮮度に絶対の自信あり!で、ほかではなかなか食べられない郷土料理ときたら、もう行くしかない・・・卵かけご飯が大好きな編集長は今から食べすぎないかが心配です

[うなぎ]

● うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店

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うなぎの卸売業からスタートし、90年以上続く名古屋の食材卸問屋「株式会社中庄商店」。その四代目が美味しい食材と日本の文化を発信していきたいという想いで設立した飲食事業「株式会社パッションギークス」のお店。うなぎ四代目菊川は、うなぎを豪快に1本焼きするのが大きな特徴で、都内では初進出の店舗だそう。店頭からにじみ出る高級感!

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シンプルかつ洗練されたデザインの店内。従来のうなぎ屋は厨房を見られないお店が多いため、あえてライブキッチンを採用しているのもうなぎ四代目菊川の大きな特徴。巨大なガラス窓があり、店内から生きたうなぎをさばいて、焼き上げる様子がすべて見られる。とくにカウンター席は目の前なので、ライブ感を感じること間違いなし

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「部位によって味も違う、ぜひうなぎ一匹を丸ごと味わってもらいたい」と語る関東うなぎ事業部 部長の小島さん(右)。ムスブ田町店 店長の東さん(左)によると、うなぎは長年卸売業に携わっている実績を生かして、愛知の一色産を中心にその時期に一番良いものを仕入れているそう

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このビジュアルを見たら、一度食べずにはいられないですよね・・・。約290グラムのうなぎ一本が丸ごと入るように器も特注品を使用。ちなみに一本うなぎをつかったメニューはお重のほかに蒲焼や白焼、ひつまぶしも。また、店内に個室があるほか、お弁当も販売しているので、ここぞという日の接待や会食にもオススメ

[レストラン・カフェ]

● むさしの森 Diner

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すかいらーくグループが全国に展開しているカフェ&ダイニング「むさしの森珈琲」の新業態店。新宿中央公園店に続き、ムスブ田町店が2店舗目。むさしの森珈琲の看板メニューであるふわっとろパンケーキやふわっとろオムライスをはじめとした食事メニューやカフェメニューはもちろん、クラフトビールなどのアルコールや平日のランチメニューが充実しているのがDinerならではの特徴

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高原リゾートをイメージしたという店内はかわいらしい内装。間口はあまり広くありませんが、実は奥に広い店舗。約100席ほどあり、ボックス席も完備しています。壁際の席の足元には、電源とUSB端子を用意。ちなみに店内の暖炉は実際に暖炉として使用することはできないものの、蒸気や光の演出ができるそう

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むさしの森珈琲はデザートが充実しているほか、フルーツ with アイスティーやアイス抹茶ラテなど、珈琲以外のドリンクも豊富。見た目も鮮やかなメニューが多く、とくに女性人気が高いそう

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全国に年々店舗数を増やしている「むさしの森珈琲」ですが、都心にはあまりないため、一度行ってみたかったという人も多いのでは?ビックリするぐらいメニューが豊富で、ドリンクを注文すると無料で付けられるモーニングなどもあるので、お見逃しなく

1階・2階 ショールーム(タワーN)

[ショールーム フルーツティースタンド]

● 三菱自動車本社ショールーム

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以前、三田側にあった三菱自動車工業株式会社の本社とショールーム。ビルの建て替えにともない、本社はすでにタワーSに移転していましたが、今回、ショールームがタワーNに登場。展示面積は以前とそれほど変わらないそうですが、通路とつながっているためか広く感じます。一階の入口付近ではモデルチェンジされたばかりという「eKクロス」が展示中

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「最低5台は常時展示しているので、気軽にふらっと立ち寄ってほしい」と担当の丸谷さん。ちなみに試乗や見積もり、販売はここでは行っておらず、販売店を紹介するスタイル

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外のディスプレイも遊び心を感じさせるデザイン。コロナの影響で現時点では未定ではありますが、将来的にはコンセプトカー・発売前の車の内見会やワークショップなども行えればとのこと

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1階のショールームがやや奥まった位置にあるということもあり、2階の入口付近にはティースタンドもオープン。店内に車の模型が置かれているほか、三菱自動車のコンテンツ動画が再生されています

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ここでしか飲めないオリジナルのフルーツティーを提供。専門店として有名な自由が丘にあるアラカルトのドライフルーツを使用しているそう。見た目も鮮やかでこれは映えそうだな〜

2階 飲食店・歯科医院(タワーN)

[カフェ&バー]

● プロント ムスブ田町店

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ちょっと意外ですが、実はカフェ&バー「プロント」としては田町初となる店舗。また、株式会社プロントコーポレーションが環境に配慮し、「P LOVE GREEN店舗」として展開する初めてのお店でもあるそう。L字型の巨大なバーカウンターなど、店内のすべてのテーブルに、サントリー天然水の森を育むために伐採した育林材を使用しているのが大きな特徴

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店内は天井が高く、海外のカフェのような開放感。ディスプレイ棚で区切ることで、圧迫感を感じさせずに落ち着いた空間も実現しています。日中のテレワーク利用を想定し、店内にはコンセントを数多く用意。また、店頭にある巨大なディスプレイは事前に相談すればちょっとしたイベントや打ち合わせで使えるそう

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カフェメニューはもちろん、焼きたてのパンや人気の茹で上げパスタなど、食事メニューも充実

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カフェタイムはセルフサービスなのに対し、バータイムは席で注文するフルサービス。小皿料理が充実しているので、仕事帰りなど一人で気軽に立ち寄れるのも魅力。ちなみにじゃがりこの揚げたてバージョン「ポテりこ」がプロントでいただけるのご存知でした?これはお酒が進むこと間違いなし

[歯科医院]

● プルチーノ歯科・矯正歯科 東京

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名古屋と四日市にある評判の歯医者さんが東京に初進出。院長の松本さんによると、治療だけなく予防歯科を重視していて、むやみに削ったり抜いたりしないで済むように口内環境を整えるサポートを行っているそう

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できるだけ可視化してわかりやすい説明を心がけているのも同院の特徴。光学スキャナーやCTスキャンなど最新の設備を用意。奥にはカウンセリングルームや個室を完備。プライバシーにも配慮しています

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院長(中央左)とスタッフのみなさん。編集長も早速通ってみようかな・・・

ということで、ざざざっ!とご紹介してきましたが、いかがでしたか?編集長は食べたいものが多すぎて、当分はうれしい悩みが続きそう。そして、まだまだテレワークを継続している会社さんも多いので、近隣住民の方々にとっては実は今が狙い目では?なんて思っちゃいました。個性豊かなお店がずらり、まずはやっぱり全店制覇にトライ!

撮影:渡辺慎一郎(スタジオキャスパー)

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