田町新聞は東京・田町(三田・芝・芝浦・海岸)の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

読者の方から届いた一通のラブレター。芝浦のイタリアン「アブラッチョ」はなぜ地元民に愛される?

ある日、田町に住んで10年という20代の方から、田町新聞にこんなメールが届きました。

 是非取材していただきたいお店があり、メッセージを送らせていただきます。イタリアンの「アブラッチョ」さんです。
 味が最高なのはともかく、とにかく店員さんがやっっっっさしいのです!家が近所なのでうっかりラフな格好で行ってしまうのですが、いつも丁寧にお相手をしていただき、本当に大好きなお店です。両親の結婚記念日を祝ったり、なんだり、、、思い出深いお店でもあります。
 このご時世、飲食店は大変かと思うのですが、いつも店頭で元気にテイクアウトの宣伝をしていらして、自粛期間中も何度も美味しい時間を過ごさせていただきました。どうにかこうにか、お店に恩返しがしたい!と思い、(胃袋と財力には悲しいかな、限界があるので・・・)そうだ!田町新聞さんに取り上げてもらったら・・・(一部略)

なんなのこの愛にあふれたメールは!
これはもう取材するしかないじゃない・・・

ということで、お話を伺ってきました。

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こちらが今回紹介するイタリアンの「アブラッチョ (ABBRACCIO)」さん

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場所はTHE HARBOUR SHIBAURA(ザ・ハーバー・シバウラ)の一階。この建物については以前こちらの記事で紹介しています

まずお話を伺ったのはマネージャーの柳沢さん。

田町新聞
「芝浦の名店“リストランテ・ラ・チャウ”の姉妹店ということで、ご存じの方も多いと思うのですが、あらためてお店の特徴を伺えますか」

柳沢さん
「ラ・チャウではイタリアのピエモンテ地方の郷土料理でコースをメインにお出ししているのに対し、アブラッチョはとくに地方は限定しておらず、アラカルトからお出ししています」

田町新聞
「あ、そうだったんですね。となると、同じイタリアンでもラ・チャウとアブラッチョでメニューは違うんですね」

柳沢さん
「はい、アブラッチョは“成田シェフの作るイタリアン”というスタンスでして、定番メニューに加えて、旬な食材を使ってその都度シェフの判断でメニューを組み立てています」

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メニューの表紙には成田シェフのサインが。ちなみに成田シェフは以前ラ・チャウに在籍。オーナーシェフ・馬渡氏のもとで8年ほど経験を積んだのち、アブラッチョを任されているそう。つまり、実力は折り紙付き

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こちらがランチの定番、そして大人気メニューでもあるラザニア。「牛肉と豚肉のラグーとほうれん草」や「サルシッチャと玉ねぎ、小松菜」など、その日によって具材が違うので、リピートしても飽きないと評判

田町新聞
「今回読者の方からお店への熱い応援メールをいただきまして・・・」

柳沢さん
「ありがとうございます。地元の方に応援していただき本当にうれしい限りです」

田町新聞
「“とにかく店員さんがやっっっっさしい(原文ママ)”ということなんですが 笑 そこはなにかやはり意識をされているんですか」

柳沢さん
「そうですね。お客さんが話しやすい雰囲気になるようにというのはスタッフみな心がけています。店名の“アブラッチョ”はイタリア語で“ハグ”という意味なんですね。スタッフもお客さんにハグするように、そういう気持ちで温かいサービスができればと」

田町新聞
「ハグですか〜。今は時期的に実際にするのは難しいですが、まさにそんな温かさを感じます。

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フロアを担当されている福田さん

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スタッフさんはみなフレンドリーで活気も感じられます

田町新聞
「あと個人的にはオーナーシェフ馬渡さんのキャラも影響しているのかなと思ったのですが 笑」

柳沢さん
「そうですね、確かに。あのキャラは外せないものではありますね・・・」

優しく包み込むような、それでいてユニークな馬渡さんの人柄はリストランテ・ラ・チャウ”さんでぜひご体験ください

田町新聞
「今回読者の方からメールをいただいたとき、アブラッチョさんはお昼どきいつも混んでいるし、既に十分人気があるから田町新聞で取り上げても・・・と正直思ったんですが」

柳沢さん
「確かにお昼どきは周辺にあまり飲食店がないこともあって、近隣企業の方々などにも来ていただいているのですが、とくに夜はこのあたり人通りが少なくて・・・」

田町新聞
「そういえば、田町にお勤めの方はあまり田町で食事をして帰らないという声は聞きますね。今はコロナの影響があるからなおさらですよね」

柳沢さん
「あと建物の前を通った人も奥にレストランがあるって気づきにくいですよね」

田町新聞
「た、たしかに・・・汗
事前にお店のことを知っていないとなかなか気づきにくいし、ぶっちゃけ入りにくいかも」

運河沿いはもちろん、ビル正面側も決して人通りが多い場所ではありません。

ということで、この場を借りてあらためてご紹介!

イタリアンのアブラッチョさんは、芝浦4丁目のザ・ハーバー・シバウラ1階にあって、お店の入口は
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この右側の通路を入った
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こちらです!
ちなみにこの通路は誰でも通り抜け可能で、運河に出られて、自由に使えるベンチもあります。

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なお、建物正面側のスペースは以前、パニーノなどを販売していましたが、コロナの影響もあり現在は営業していません。アブラッチョさんがここでテイクアウト販売を行っています

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芝浦には運河がたくさんあるのに、こんなステキなテラスがあるお店、なかなかないですよね〜

と、最後に成田シェフにもお話を伺うことができました。

田町新聞
「成田さんはどういう経緯でこの道に進まれたんですか?」

成田シェフ
「学生時代にアルバイトでカフェとかで働いていて、そこで料理が面白いと思って。知り合いのツテで六本木のイタリアンに勤めたのが最初ですかね。当時24歳だったので、周りの料理人と比べると始めるのは遅かったですね」

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一見コワモテで編集長はビビっていたのですが、お話するととても笑顔のやさしい方でホッ・・・

田町新聞
「料理の学校に行くとかではなく、実践で学んでいった感じですか?」

成田シェフ
「そうですね。大学は法学部だったので」

田町新聞
「えっ!法学部? 職業を選ぶうえで葛藤はなかったですか?」

成田シェフ
「あ、それは全然なかったですね。料理がやりたかったので」

か、かっこええ・・・
ちなみに大学はきちんと卒業もされているそう。

田町新聞
「六本木のお店でスタートされて、ラ・チャウさんにはどういう経緯で?」

成田シェフ
「六本木のお店はシェフと二人の小さなお店だったんで、ホールをやりながらキッチンの手伝いを6年ぐらいして。そろそろ違うところで経験してもいいんじゃない、とシェフにも言っていただいて」

田町新聞
「ステップアップをしようと?」

成田シェフ
「そうですね、料理はあくまでも補助という感じだったので、次のお店では自分で一からきちんと作ってという目標はありましたね」

田町新聞
「ラ・チャウさんは当時からご存知だったんですか?」

成田シェフ
「実は月一ぐらいで客として通っていたんですよ。2年間ぐらいかな」

田町新聞
「なんと!お気に入りのお店だったわけですね」

成田シェフ
「はい。それで、就職先として次のお店を探すときに、まずは一回聞いてみようと思って。そしたらトントン拍子で話が決まって」

自分が好きで食べに行っていたお店で働くようになるって、なんかすごいな〜

田町新聞
「ラ・チャウでの8年間はいかがでしたか」

成田シェフ
「いやぁ、ほぼ毎日満席で。すごい経験をさせてもらいましたね 笑」

田町新聞
「大人気店ですもんね〜。その経験があったからこそだと思いますが、アブラッチョを任されることになったときはいかがでしたか」

成田シェフ
「そうですね、ラ・チャウでもある程度自由にやらせてもらっていたんですけど、アブラッチョではそれこそ前菜もメインも一から全部自分で考えて、お店の経営のこととかも勉強できるので。楽しさとか嬉しさはありましたね」

田町新聞
「オープンされて4年ほど経ちますがいかがですか、コロナで厳しい状況ではあると思いますが・・・」

成田シェフ
「ただそんななかでもリピートしてくれるお客さんが年々増えていて、ありがたいなと思います。以前はアラカルトが中心だったのですが、最近はコース料理にも力を入れているので、これまで注文したことがないお客さんにもぜひ味わっていただきたいですね」

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テラス席側のサッシはフルオープンにできるため、店内はとても開放的。手前にはカウンター席があり、一人でも気軽に入れます

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予約や混雑状況によっては2階もオープン。奥に配膳用エレベーターがあり、料理は1階から運ばれます

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2階には個室もあるので、1階とはまた違った使い方ができそう

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2階のテラス席。ここからも運河が見渡せたんですね〜。暑さが落ち着いたらなかなかの特等席では!

ということで、地元民にとっっっっても愛されているイタリアンのアブラッチョさん。まだ一度も行ったことがないという方はもちろん、ランチしか利用したことがない方はディナーを、在宅勤務の方はテイクアウトも、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。あ、ラザニアもそうですが、成田シェフが「美味しさに自信あり」なパスタも絶品なので、ぜひ一度ご賞味あれ!

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アブラッチョ (ABBRACCIO)

〒108-0073
東京都港区芝浦4-5-9 THE HARBOUR SHIBAURA1階
TEL:03-6453-9588
https://abbraccio.owst.jp/
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