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グルメ

カレーもチーズケーキも“発酵”で!?芝4丁目にできた新感覚バル「発酵アトリエ」

田町エリアも最近は、おしゃれなお店やヘルシー志向のお店が少しずつ増えてきました。ただ、まだまだ「麺とご飯セット!」みたいながっつり系のお店が強い印象。いや、それはそれで大好きなんですが、たまには「体にやさしいものを選びたい」という日があるのも正直なところ。

そんなときに気になるお店が、芝4丁目にある「発酵アトリエ -Dining & Cheesecake-」。2026年1月にオープンした、発酵料理とチーズケーキのお店です。

コンセプトは「発酵 × バル文化」。味噌、甘酒、酒粕、醤油麹、塩麹など、日本の発酵素材を使いながら、昼はカレーやドリア、夜はお酒と一緒に楽しめるバル風の料理を提供しています。

ガラス張りの気持ちのいい空間。

2Fには半個室として利用できるスペースも。

発酵食品を、もっと食べやすく

お話を伺ったのは、オーナーの島袋さん(写真右)と店長の米山さん(写真左)。

島袋さんはご自身の体調の変化をきっかけに、日本の食文化へ目が向くようになったといいます。特に印象的だったのが、甘酒との出会い。海外生活が長く、出産期に体調管理で悩んでいたとき、甘酒を取り入れたことで、甘いものへの欲求やストレスがやわらいだ実感があったそう。

「日本の発酵文化って、世界から注目されているのに、日本人のほうが意外と知らなかったりする」

たしかに、味噌も醤油もかつお節も発酵の力。でも、あまりに日常にありすぎて、すごさを感じていないかも。

ここではカレーもドリアも、発酵メニュー

発酵アトリエのメニューは、発酵スパイスカレー、発酵ドリア、薬膳スープ、タパス、そして発酵バスクチーズケーキなど。名前だけ聞くとストイックな健康志向のお店に見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。食材そのものだけでなく、塩の代わりに塩麹、醤油の代わりに醤油麹、コンソメの代わりに玉ねぎ麹など、調味料を置き換えることで、無理なく自然に発酵食品を取り入れています。旨みや甘みがぐっと増すのもポイントだそう。

ランチの看板メニュー「発酵スパイスカレー」。ちなみにランチとカフェ営業は、木・金のみなのでご注意を。

夜は発酵料理をつまみながら、気軽に一杯。

料理を担当する米山さんは、もともとエンジニア出身。「発酵って、こだわった人だけが取り入れるもの」というイメージを変えたいと、バルの形で気軽に食べられるメニューを日々考えています。

「こんなにおいしいのに、発酵を使ってるんだ」という驚きを大事にしているそう。

店名に「Cheesecake」とある通り、発酵バスクチーズケーキも看板メニューのひとつ。味は、プレーン、味噌、酒粕レーズン、ブルーチーズの4種類です。

これは手土産によさそう。誰かの家に行くときに「発酵のチーズケーキ持ってきたよ」と言ったら、「え?発酵!?」とつかみになるはず。

店内では発酵調味料などの販売も。

山口こうじ店と、東京港醸造と

発酵アトリエで使っている麹は、福島県白河市の「山口こうじ店」のもの。1873年にこうじ取扱店として認可を受けて以来、味噌や麹甘酒などを作ってきた老舗です。

面白いのは、菌や麹の違いで甘酒や塩麹の味が変わり、それが料理の味にもつながるということ。飲む甘酒ならマイルドなもの、甘みとして使うならストレートに甘さが出るもの、味噌に温かみを出したいなら玄米麹、といった具合に使い分けているそう。

つまり、ただ「発酵食品を使っています」というだけではなく、どの麹をどう使うかまで考えられているということ。奥が深いなぁ〜

さらに、酒粕を使ったメニューには、すぐ近くにある東京港醸造の酒粕も使用!地域に残る発酵文化を、若い世代にもなじみやすい形で届けたいという思いが伝わってきます。

芝4丁目で、この雰囲気はけっこう貴重

決して大きなお店ではありませんが、港区で路面店。しかも、以前ラーメン屋さんやお弁当屋さんが入っていた建物を改装したとは思えない、おしゃれでかわいい雰囲気。これ、けっこう貴重では。実際、外観を見て「かわいい」と入ってくる方もいるそうです。

健康にいいから我慢して食べる、では決してなく、おいしく食べていたら実は発酵だった。発酵アトリエは、そんな入り口を作ってくれるお店。カレーを食べに行くのもよし。夜に発酵料理で一杯やるのもよし。チーズケーキを手土産にするのもよし。

田町エリアに、またひとつ面白い選択肢が増えました。

INFORMATION

発酵アトリエ -Dining & Cheesecake-

発酵料理とチーズケーキを楽しめる、芝4丁目のお店。ランチ・カフェは営業日が限られるので、事前確認がおすすめ。

住所
港区芝4-6-7
営業時間
LUNCH(木・金)11:30〜14:30、CAFE TIME(木・金)14:30〜17:00、DINNER 17:00〜23:00
WEB
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Instagram
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田町新聞編集長

普段はだいたいSHIBAURA HOUSEで仕事をしています

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