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「東京ハーバーボートライセンススクール」で小型船舶免許にいざ挑戦!結果はいかに・・・

やったー!!
ついにゲットだぜ〜

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小型船舶免許!(いきなり結果発表・・・)

まさか自分(編集長)が小型船舶免許を取る日が来るなんて。
人生、何があるかわからない。

芝浦アイランドにある「東京ハーバーボートライセンススクール」の取材でお話を伺っているうちに(前回の記事はコチラ)、やってみたい!という気持ちがふつふつと湧き上がり、その場で申し込んでしまったのだ。

今回、チャレンジしたのは「二級小型船舶操縦士」の免許取得を目指すコース。ちなみに、小型船舶操縦士の免許は「一級」「二級」「特殊」に分かれていて、ざっくり紹介すると一級と二級の違いは距離。二級は海岸から5海里(約9キロ)までしか操縦できないのに対し、一級は制限なし。つまり、大島まで操縦していきたい、となると一級が必要になる。

いっぽうで、操縦できるボートの大きさは一級も二級も同じ。総トン数20トン未満のボート。

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例えば、先日の記事で紹介したこんな大きなボートも操縦できちゃう!
これはテンション上がるよね?

特殊は水上オートバイ専用で、東京ハーバーボートライセンススクールでは実施していない。なお、二級を取得してから一級への進級も可能。正直、免許を取得してどれだけ乗る機会があるかわからなかったので、今回はまず二級にチャレンジすることにした。教習料は総額12万3,500円(税込、教材込、2020年7月時点)

受講を決めたら、まず予約を入れる。
二級は学科2日、実技1日の計3日間
いずれも朝9時から夕方17時ぐらいまでかかる。空き状況によって異なるが、連続した日程を選べば最短3日あれば取れちゃうというわけ。自動車やバイクの免許に比べると、だいぶ短期間で取れちゃう印象だ。

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芝浦アイランドのエアテラス2階にある東京ハーバーボートライセンススクール。入り口を入って通路を真っ直ぐに進むと受付があるので、相談や予約はそちらへ

予約を終えたら、申込書を記入してその日の手続きは終了。なお、直接スクールに行かずにWebでも申し込める。編集長は6/5に申し込み、学科1日目を6/10、最後の実技を6/16に予約した。

続いて、最初の授業がはじまるまでに必要な書類を用意しておく。必要なのは「本籍記載の住民票」「証明写真」「身体検査証明証」「委任状」。身体検査証明証は、医療機関に行かないともらえないので、申し込みから初回の授業までは多少日程に余裕を持ったほうがよさそうだ。

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こちらの身体検査証明証を持って医療機関を受診。なお、スクールでは同じ芝浦アイランドにあるクリニックを紹介してくれるので、そちらの利用がオススメ。3,500円(税別)の優待価格で取得できる。編集長はスケジュールが合わずほかのクリニックに行き、4,000円以上かかってしまった・・・

必要な書類を用意し、郵送もしくは持参したら、いよいよ授業スタートだ!

●一日目

学校を卒業して20年近くもたち、席について授業を受けるという行為自体がとっても新鮮な編集長。ワクワクするとともに、朝から夕方まで集中力がもつのか、授業の内容を理解できるのか、
不安がつきまとう。

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東京ハーバーボートライセンススクールの教室は2つ。入口にコース名が書かれているので、自分の教室に入る。席順は自由

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最初に配られる教材セット。ロープが含まれるのが、小型船舶免許ならではという感じ

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壁に貼られている時間割。まさに学校のように50分授業、10分休憩(昼休みは50分)で授業は進む

で、実際に学科の授業はどんな感じだったかというと・・・

まず、先生が「ここ丸してくださ〜い」といった感じで、学科教本の中から重要なポイントを教えてくれるので、

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こんな感じで教本にチェックをしつつ解説を聞く

そしてすぐに、今度は学科試験問題集を開き・・・

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その内容に沿った問題の解説を聞くという流れ

つまり、ただ解説を聞きっぱなしという受け身の授業ではなく、解説を聞いたあとすぐ、(頭のなかで)問題に答えていくというスタイルなので

結構忙しい・・・笑

しかし、そのおかげか途中で眠くなるようなこともなく、飽きずに授業を受けられた。

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お昼休みは教室でお弁当を食べてもよし、建物や運河沿いにベンチが沢山あるので、そちらで食べてもよし。みな思い思いに過ごしていた。一階には「ピーコックストア」と「ケンタッキーフライドチキン」が、橋を渡ってすぐの場所には「セブンイレブン」もあるので、購入場所には困らない

午後も粛々と授業が進み、夕方に授業が終了。ここまで集中して授業を聞いたのは何年ぶり?という感じで、この日は心地よい疲労感とともに帰途に着いた。

●二日目

二日目も一日目同様、朝から学科の授業が進む。
が、一日目との大きな違いは最後の時間にもう試験があるということ。落ちる人はほとんどいないと言われつつも、これまでの人生で数々の落第を経験してきた編集長。朝からちょっとナーバスになる。

5時間目の授業が14:30に終わると、約1時間の休憩兼自習時間を経て、15:30にいよいよ試験スタート。

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こちらは実際に受けた試験問題の一部。授業で使った問題集同様の4択問題で、マークシートに解答する。試験時間は70分で20分経過後は途中退席OK。時間には余裕があり、自分を含め多くの人が途中で退席していた

なお、問題用紙は持ち帰りOK。試験時間が終わると、教室に回答が貼られるので、問題用紙に自分の回答をチェックしておくと、すぐに答え合わせできるのでオススメだ

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スマホで撮影してよいとのことだったので(本当はその場で答え合わせする自信がなかっただけ)、

帰宅して答え合わせしてみると・・・
・心得:12問中12問
・交通の方法:14問中13問
・運行:24問中17問
が正解だった。
3分野すべてで半分より多く正解していればOKなので合格ということになる。

学科試験を受ける前は「授業とまったく同じ問題が出るのでは?」なんて淡い期待をしていたけれど、さすがにそんな甘くはなかった。とはいえ、授業をきちんと聞いていれば(正解率50%と合格ラインも決して高くはないので)、受かるかなというのが率直な感想。
ホント、マジで、ガチで。
編集長は勉強が大の苦手だから読者のみんなならきっと余裕で大丈夫。

●三日目

いよいよ最終日・・・
学科試験が通って少し気が楽になったものの、朝から違う種類の緊張感が漂う。この日は実技。生徒2人に対し、先生1人が付き、まず教室隣の通路でロープワークのレクチャーを受ける。


なお、東京ハーバーボートライセンススクールではロープワークを動画でも紹介している。しかも(編集長が受講したときはいなかった)きれいなお姉さんが・・・

事前に家で見てやっておくと試験で焦らずに済みそうだ。もちろん、うっかり屋さんの編集長は当日になって動画の存在に気づき、ロープワークがなかなか覚えられず
とても焦った。

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その後、建物の隣にある桟橋に移動し、実際にボートで発航前の準備や点検の方法を学ぶ

さらに、先生の操縦で芝浦運河から東京湾のレインボーブリッジそばへ移動。いよいよ生徒が1人ずつ実際にボートを運転しながら、基本操縦の方法を学ぶ。

ぶっちゃけ実技の教習は勉強というより、半分くらいは
“自分でボートを操縦できる”
というドキドキワクワクを楽しんでいる感じ。しかも、場所は東京タワーや東京スカイツリーなども見える絶景ポイント。
“こんなところで俺、ボート操縦してる!”
って非日常のぜいたく気分も味わえちゃう。

その後、豊洲のららぽーと前までボートを移動して、人命救助や蛇行を学んだら、スクール横の運河まで戻り、着岸と離岸を学んで、実技の教習は終了となる。

ちなみに人命救助はさすがに実際に人が海に入るわけにはいかないので、要救助者に見立てたブイを海に投げ入れて体験する。最初説明だけ聞いたときは、
“え?そんなことできる?”
“広い海でブイがどっか行っちゃわない?”

って思ったけれど、先生の説明通りやってみるとできちゃうから不思議なんだなぁ〜。

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着岸と離岸の教習が終わったらいったん教室に戻り、少し休憩したのち、修了審査となる。審査員は、朝から担当してくれていたのとは異なる先生。
否が応でも緊張感が高まる

終了審査は項目ごとにおこなう。例えば「エンジンを始動してください」と指示があるので、その動作をして、「エンジン始動、終わりました」など、完了報告をするという流れ。自分が行った動作が正しいのかどうかその場では正解がわからないので、自分のような小心者は
“あれ、この動作でよかったんだっけ・・・”
と、うっすら不安を抱えたまま最後まで審査を続けることになる。

ちなみに発航前の点検作業では、1人が審査を受けている際、もう1人はカンニングできないように少し離れた場所で待機する。まるで廊下に立たされている生徒のように、おじさんが運河を見つめ所在なさげに立っている様子はシュールな画だったに違いない。

教習同様、東京湾に出て基本操縦や蛇行、人命救助を行ったら、教室隣の桟橋に戻って着岸、離岸を行い、審査終了。学科のような答え合わせはできないので、
あとは神のみぞ知る。結果を待つだけだ。

当日の18時以降、Webサイトに結果が掲載されるので

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恐る恐る「2020年06月16日(火) 実技」をクリック

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やったーー!!
自分の受験番号「T203480」があったよー!ちなみに当日受けた4人全員が合格していた。なんかよかった 笑

実際に通ってみるまでは、“船の免許を取得しても正直、役に立つ機会はあまりないよな・・・”と思っていたのだけれど、学科で学ぶ内容がどれも新鮮で、いまでは田町という海や運河がすぐそばにある環境にいながら、そこでのルールを全然知らなかったことに気づけたのが収穫だったかも、と思っている。

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例えば、すぐそばの橋に書かれている高さ(この場合は2.2m)。これって何を基準にしているか(どこからの高さか)知ってた?

これは最高水面(最大満潮時の水面)からの高さ

しかも、この辺りの運河、大潮の時なんかは1日に2回の干潮と満潮で2m近くも水面の高さが変わるんだそう。すぐそばを毎日のように歩いているのに、全然知らなかったなぁ。

こういった学科の勉強だでけも免許を取る価値があるというか、これ田町の人みんな取ったほうがいいんじゃない?なんて、自分が取ったからって急に偉そう・・・いや、でも少しでも興味を持った方は、ホント面白いので
ぜひ、チャレンジしてみて!!

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東京ハーバーボートライセンススクール

〒108-0023 東京都港区芝浦4-22-2
芝浦アイランド エアテラス2F
https://tokyo-harbour.jp/
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