気になっている人も多いはず?例のカプセルホテルについに潜入!

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田町駅三田口(西口)を出てそのまま陸橋方面にまっすぐ進むと・・・
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ビルのすき間にちょうどイイ感じで収まっている垂れ幕
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気になってはいるものの、泊まったことはないという人、案外多いのではないでしょうか?
普段田町に住んでいたり、通っていたりするとなかなか利用する機会はないですよね。
いうことで今回の取材先はこちら!

昨年の11月にオープンしたまだ新しいカプセルホテル
田町BAY HOTEL(ベイホテル)さんです。
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入り口はこんな感じ。ビルの3階から6階を改装して作られていますが、この入り口は田町BAY HOTEL専用です。

運営されている株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアさんは、田町のほかにも銀座や日本橋、秋葉原など計6カ所でカプセルホテルを、東京や千葉などでコンビニエンスストア「ローソン」を約110店舗も運営されている会社。ちなみに各カプセルホテルでカラーが異なり、例えばインバウンド向けに和をイメージした店舗などがあるのに対し、ビジネス利用が多い田町はシンプルかつスタイリッシュな仕様になっているそうです。

ここからは写真を中心に館内をご紹介。
これを読めば田町BAY HOTELのすべてがわかる(はず)!
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エレベーターに乗ったらまず4階のフロントに向かいます。客室は3階と4階が女性専用、5階と6階が男性専用とフロアが別れています。さらに、4階のフロントでチェックインをしてカードキーをもらわないと客室エリアには入れないので、女性も安心。

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4階でエレベーターを降りるとそこはフロント・ロビー。左奥には机と椅子があり、例えばチェックイン時間より早く着いてしまったときやチェックアウト後にちょっと調べもの、といったときに使えます。

チェックインは16時~、チェックアウトは~10時と、シティホテルなどに比べると利用できる時間は短め。その分、価格は4,000~5,000円程度(曜日等によって異なる)と安価なので、ライブや観光、出張などで東京に来て、ホテルに戻るのは夜遅くといったアクティブ派にピッタリ。せっかく高価なホテルに泊まってもほとんど寝るだけだった、という経験ありますよね。。

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反対側は清潔感のあるフロント。傘やカップラーメン、シャツなども販売しているので、いざという時も安心です。

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フロントの右隣にあるラックには、コットンや耳栓、ひげそり、ヘアブラシが。耳栓が置かれているのはカプセルホテルならでは。周辺のお店のチラシやイベントのチラシなどもあり、細かい気づかいが感じられます。

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今回、長時間の取材に嫌な顔一つせずご協力くださった田町BAY HOTELの支配人、長内さん。ホテルをもっと知ってもらうために、近隣のお店や会社を回ることも多いとか。
この頑張り屋さん!

ここで田町にあまり馴染みのない方向けに、あらためて田町の立地についてご紹介。
JR山手線と京浜東北線の「田町駅」と都営地下鉄浅草線、三田線の「三田駅」があるので、都内の様々な場所に行くのに便利です。

例えば、鉄道の所要時間は・・・
・新幹線の品川駅へは約3分(JRで田町駅→品川駅)
・東京国際フォーラムへは約7分(JRで田町駅→有楽町駅)
・東京ドームへは約14分(都営三田線で三田駅→水道橋駅)
・国際展示場へは約22分(JRで田町駅→大崎駅→国際展示場駅)
・羽田空港国内線ターミナルへは約30分(都営浅草線で三田駅→羽田空港国内線ターミナル駅)

また、反対側の田町駅東口からはお台場レインボーバスが出ているので、観光やお仕事でお台場に行かれる方はこちらも便利。乗り換えなしで行けちゃいます。

しかも、田町BAY HOTELはJR田町駅から徒歩3分、三田駅A3出口から徒歩1分と近く、そのうえ、田町で最もにぎやかな飲食店街「慶應仲通り商店街」のすぐそば!
「ホルモンまさる」など、人気店がたくさんあります。まずはチェックインして荷物を置いて、身軽になってふらっと食事に出る。これオススメです。

では、話を戻しまして。。。

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まずフロントでチェックインをするとこのようなカードキーと鍵を渡されるので、すぐ後ろにある機械にカードキーを入れて料金を支払います。料金は前払い制。

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チェックインしたら各階の客室エリアに移動。入り口にはこのようにカードキー用のセンサーがあるので、先ほどのカードキーをここにタッチして入場します。

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こちらは5階の男性専用フロア。入るとすぐの場所に宿泊者が自由に使える電子レンジやポットがあり、その隣にはロッカーがずらり。

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先ほどもらった鍵でロッカーを開けると中にはメッシュバッグとスリッパが。客室エリア内はスリッパで移動できるので、ここで靴を脱いでロッカーにしまっておきます。ちなみにロッカーとカプセルユニットの番号は同じです。

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ロッカーに入っていたメッシュバッグの中身。館内着やバスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、ボディタオルが入っています。大きな荷物はカプセルユニット内に置けないのでこのロッカーに入れておきます。

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ロッカーの奥に進むと、いよいよカプセルユニットとご対面!ずらっと並ぶ姿は近未来的で何だかかっこいい。5階と6階の男性専用フロアは計80室、3階と4階の女性専用フロアは計55室あるとのこと。

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入る前にまず、自分のユニットの番号が書かれている主電源ボタンをプッシュ。これを押しておかないと、中に入って照明やテレビなどが一切使えません。

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カプセルユニットは上下に重なっており、上のユニットは脇にある足場と手すりを使って出入りします。田町新聞のような普段、運動不足の人間にはややつらいかも。でも昔懐かしの寝台電車を思い出して何だかウキウキしちゃう

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サイズは幅1m×高さ1m×奥行2m。実は田町新聞、カプセルホテル初体験だったのですが、このユニットは実際に入ってみると思いのほか広く、窮屈さを感じません。秘密基地って感じでワクワクするなぁ。

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テレビは備え付けのヘッドホンを利用して鑑賞。万が一、ケーブルが外れてもテレビからは音が流れない仕様なので安心です。

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6階と3階のユニットにはこのようにテレビ無し(そのほかの仕様は同じ)。最近のテレビは薄型のため、ユニット内にあってもほとんど邪魔になりませんが、ブラウン管テレビ時代からのカプセルホテル利用者は以前のイメージがあるためか、あえてテレビ無しを選ぶ人も多いとか。また最近はスマホやタブレットを持ち込むため、テレビは不要という人もいるそうです。

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枕上部にあるコントローラーでライトやファンの調整、アラームの設定が可能。反対側にはUSB対応のコンセントも。

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カプセルユニットの入り口に扉や鍵はありませんが、内側からロールスクリーンを閉められます。

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このように下まで閉じられるので、通路から中が見える心配もなし。

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客室エリアの奥にはシャワールームが。各フロアに用意されているので移動が楽です。

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シャワールームの入り口には自由に使える足ふきマットを用意。常にきれいな足ふきマットが使えるってポイント高いですよね~

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シャワールーム。手前の着替える場所も個室で鍵をかけられるので、例えばスマートフォンなどの貴重品を持っていても安心。清潔感があり、掃除も行き届いていました。

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シャワールームの手前にはコインランドリーや洗面所が。ちなみにコインランドリーは洗剤が自動で投入されるタイプなので、手軽に使えます。

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洗面所はお湯が出る台とお水が出る台が交互に並んでいます。もちろんドライヤーも完備。ハンドソープは洗顔・手洗い・シェービングに使える万能タイプです。

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ユニット内は飲食禁止ですが、各フロアにはこのようなラウンジがあるので、下のコンビニや近くのお店で買ってきてここで食べることもできます。

男性フロアと女性フロアで大きな違いはありませんが、女性フロアのラウンジは若干広め。
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こちらが3階女性フロアのラウンジ

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こちらは4階女性フロアのラウンジ

女性用の館内着はサーモンピンクが用意されています。また、シャワールームにあるシャンプー、コンディショナー、ボディソープのブランドが異なります。

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男性フロアはDHC製を

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女性フロアにはポーラ製を用意。

さらに、4階の女性フロアにはカプセルユニット以外に、一室だけツインルームがあるのも田町BAY HOTELのユニークな特徴です。女性二人で利用する場合はこちらもオススメ。

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なんか知る人ぞ知るって感じなのもいいですよね。カプセルユニットでは周りの迷惑になるため会話ができませんが、この部屋なら問題なし。もちろん、荷物もロッカーを使わずに部屋に直接持ち込めます。

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小さな冷蔵庫が用意されているのもツインルームのポイント。なお、シャワールームや洗面所、トイレは室内に無く、カプセルユニットの利用者と同じ場所を利用します。

ということで、シンプルながらクリーンで安心感のある田町BAY HOTELさん。
立地が良いので旅行や出張での利用はもちろんオススメですが
普段田町を使っている学生や社会人のみなさんも
・プレゼンの準備で遅くなってしまった時、
・翌朝の大事な会議に間に合うか心配な時、
・電車を気にせず飲みたい時(ただし泥酔での利用は不可)
・なんだか家に帰りたくない時、など
比較的手ごろな価格で利用できるので、泊まってみてはいかがでしょうか。
普段とは違う、新しい田町を発見できるかも!?


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田町BAY HOTELのWebサイト
https://www.bay-hotel.jp/tamachi/
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