チュ〜ルリララリラ リ〜リ〜リ〜
チュ〜ルリララリラ リ〜リ〜リ〜
(ヒント:エルガーの有名な旋律のひとつ)
そんなバイオリンの調べに誘われ、今回は田町の音楽教室に潜入—!
駅前の大きな看板・・でかっ!と気になっていた人もいるのでは!?
前編では、編集長がなんとバイオリンレッスンを体験。
もちろんバイオリンなんて人生初!
子供の頃にちょっとだけピアノに通わされてたくらいで、今となっては楽譜も読めない編集長。ガチの体験レッスンを部下のわたしがレポートしたいと思います。
一見普通の音楽教室かと思いきや・・ちょっと普通じゃない。
ここのオーナーは元々趣味でピアノをやっていた人なんだけど情熱が熱風でせれなーで☆しちゃうほど、とにかくこだわりがすごい。
そのこだわりの教室には先生も生徒も大満足で、
口コミでどんどん生徒が増えていって、わざわざ他県(遠くは沖縄!)からも月いちで通う生徒たちがいるという人気ぶり。
いったいなぜ・・
というのは後編で伺うとしてまずは一番人気というバイオリン体験へGO!
わー清潔感あるキレイな空間・・
「こんにちは〜田町新聞でーす。勧誘じゃないですよ〜」
児玉先生(5歳からバイオリン一筋、優しくて笑顔が素敵な先生)
児玉先生
「こんにちは、よろしくお願いいたします(にこにこ)
今回バイオリンは全く初めてですか?」
田町新聞(編集長)
「はい。全く初めてです」
児玉先生
「ピアノとかのご経験は?」
田町新聞(編集長)
「小学校の頃にピアノをやってたらしいんですけど全く覚えてなくて・・楽譜も読めないです(苦笑)」
児玉先生
「わかりました(笑)」
田町新聞(編集長)
「ちなみにこのバイオリン、お高いんですよね?」高級そうな楽器に緊張気味の編集長。
児玉先生
「そこそこいいものです(笑)
初心者の方でも安くて10万円くらいのものは持っていてほしいなと、アマチュアの方でも楽しみたいなという方なら最低で30万円くらいのもので。音大入るくらいならみなさん100万円以上の楽器を持っているかなという感じですね。」
田町新聞(編集長)
「やっぱりお高い・・(プルプル)先生はなぜこの教室で教えるようになったんですか?」
児玉先生
「きっかけは、海外留学から帰国して仕事を探していたんですけど、自宅がわりと近いので来てみたらすごく良い教室だったんです。」
田町新聞(編集長)
「すごく良いというのは?」
児玉先生
「生徒さんにとっても良いですし、先生にとっても良いんですね。あんまり先生のためを思ってくださる教室ってないんですよ。基本的には経営がもっと潤うように先生をコマのように使うという教室がほとんどなんですけど、ここはすごく先生を大切にしてくださる教室なので(笑)」
田町新聞(編集長)
「先生の希望とか教え方とか?」
児玉先生
「もちろんそこは自由ですし金銭的な面でもサポートしてくださいますし、あんまりそういうお教室ってないんですよね」
へ〜〜〜先生、苦労してきたんですねぇ・・
音楽教室の先生って優雅なイメージあったけど意外と大変なのね
はじめにバイオリンの調弦をする先生、の奥で小さく固まる編集長
児玉先生
「まず肩幅くらいに足を開いていただいて、左足を少し前に出す感じにします。そうすると自然と左足に重心がかかってくると思いますので・・それが基本的な姿勢です」
田町新聞(編集長)
「はい・・」緊張感でさらに体が硬くなる編集長。
児玉先生
「男性の方はこの辺のお肉が薄いので、「肩当て」という道具を使って高さを上げてあげます」
児玉先生
「バイオリンって手で持っているんではなく肩、胸、顎の3点で支えているので高さがないと落ちてきてしまうんです」
田町新聞(部下)
「編集長・・緊張してますか?」
田町新聞(編集長)
「はい!」
児玉先生
「リラックスしてください(笑)」
田町新聞(編集長)
「はい(笑)」
初めてだし高級な楽器だしで緊張しまくりの編集長だけど、ふんわり優しい口調で教えてくれる児玉先生のおかげで、ちょっと微笑ましい雰囲気。
児玉先生
「では左手をこの辺に持ってきて楽器を支えてみましょう」
児玉先生
「両手を離してみましょうか」
編集長の緊張感につられてぶれる写真
田町新聞(編集長)
「あっ軽い。すっごい軽い。びっくりするぐらい軽い!」
児玉先生
「ふふふ、そうなんです意外と軽いんです(笑)
次は弓の持ち方ですが、ちょっとこれが難しくて最初に持つのが大変なので、まずは鉛筆を持って試してみましょう。指先で鉛筆を支えるようにします。」
手がプルプル震えてぶれる写真
児玉先生
「では弓に持ち替えて・・」
田町新聞(編集長)
「あっ・・(落っことす)ごめんなさい」
児玉先生
「指先というより指の腹という感じですかね(笑)
ギュッと力が入らないように・・難しいところなんですがもう一回持ってみましょう」
何度か弓と鉛筆を持ち替えて必死で感覚をつかみにいく編集長
児玉先生
「そう、とっても綺麗です。この状態です。
ではこの状態でまず左から2番目の弦を弾くんですけれど、白いコマと黒い指板の真ん中を弾きます。右から左に滑らせてみましょうか」
田町新聞(編集長)
「バイオリンって最初は音が出ないイメージがあるんですけど・・」
児玉先生
「出ないことはないです(笑)管楽器だと最初は出ないものもあるんですけど、弦楽器の場合は一応鳴りはするんですけど、いい音で鳴るかどうかはまた別問題ってことですね(笑)では早速始めましょう」
グギギィィィ
田町新聞(部下)
「!!」
グゴォォォォ
田町新聞(部下)
「うわ、これはヘタクソが練習している音・・リアル」
田町新聞(編集長)
「うるさい!」と部下を一喝する編集長
児玉先生
「最初は距離感がつかめないかもしれないですね(笑)最初はコマに対して平行に弾くことなので常に見ながら・・真ん中を真っ直ぐ弾くことです」
ゴォーーーーーーー
ゴォーーーーーーー
(あれ?ヘタには違いないけど音のざらつきがちょっと減ってきたよーな?)
グゲガゴーーーーーゴゴーーー
(あれ、さっきよりヘタになってるし)
児玉先生
「・・・」※じっと見守る先生
田町新聞(編集長)
「難しい・・すっごい難しい・・」
ゴーーーーーーー
(またちょっと良くなってきたか?)
児玉先生
「そんな感じ!音出てますよ、大丈夫ですよ〜!」
↑先生優しい・・(泣)
田町新聞(編集長)
「重さがあるから落とさないように力が入っちゃう」
児玉先生
「そうですね(笑)
そこで力を抜くことがポイントなんですね。その感覚を身につけるにはちょっと練習しないとやっぱり難し・・」
グォォォォォォーー
説明途中でもう練習に突入する編集長・・必死か!先生の話聞こえないやないかい!
児玉先生
「そんな感じです。
いま弓の真ん中で弾いていたんですが、今度は元のあたりで弾いてみましょうか。この辺を元弓といいます」
グォグゴグゴゴゴ・・
(これが1番ひどい!まさにリアル・ドヘタクソ状態)
児玉先生
「よくある“しずかちゃん状態”じゃないですけど・・」
ギギギガゴゴゴ・・
(先生もしずかちゃんのバイオリンを再現)
児玉先生
「・・っていう音が元だと出やすいんです。これが悪い例って感じですね(笑)」
田町新聞(部下)
「リアルしずかちゃん(笑)」
弓と弦の位置や手首の使い方など、先生に細かに調整してもらって、徐々にバイオリンっぽい音が出るようになってきた編集長。
ギイィーーーーー
児玉先生
「とってもいいと思います!上達してきましたよね〜(笑)」
田町新聞(編集長)
「ははははは(かなり嬉しそう)」
児玉先生
「今度は弦をはじいて音を出してみましょう」
ポン、ポン、ポン、
児玉先生
「そんな感じです。そうやって音を探して行って音の場所を感覚で覚えていきます。さっきの右手の勉強といまの左手の勉強が次の段階で合わさって・・」
田町新聞(編集長)
「あっ!これで曲を弾けるようになるんだ・・!?」
児玉先生
「そうですね(笑)
その次で曲が出てくるようになって、右手と左手を合わせてこんな感じで弾きます」
チュ〜ルリララリラ リ〜リ〜リ〜
チュ〜ルリララリラ リ〜リ〜リ〜
※エルガー「愛の挨拶」
田町新聞
「・・・!!」
美しすぎる生のバイオリンの音色に絶句する田町新聞
小さな室内に反響する音が、からだ全体にビリビリ響き渡る感じ。
ほんの数十秒の演奏で心をワシづかみ!
児玉先生
「こんな感じです(笑)」
田町新聞(編集長)
「わーお・・素晴らしい〜〜〜〜〜〜」
児玉先生
「という感じで段階的に練習していって最終的には今のように弾くという感じです(笑)
レッスンは以上なんですが、いかがでしたでしょうか?」
田町新聞(編集長)
「いやぁこれはすごい・・これは面白かったです!面白かった・・面白かった・・」(3回言った)
※かなりはまったらしい編集長
まったくのバイオリン初心者の場合、週1回のレッスン&週1時間の練習で、かんたんな曲なら3〜4回で弾けるようになるそうです(だいたい1ヶ月くらい)
ちなみに今回編集長が受けた体験レッスン(30分)は1,080円でした。
君も体験受けちゃいなYO!という前に、
「いったいどんな教室なの?」ってことで、後編へ続く!(※近日公開)
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