芝浦にリアルな印刷体験の場、オープン!

シェア・送る

※SHIBAURA HOUSEに移転しました。

田町新聞、あらたな取り組みとして、芝浦に印刷体験ができる場「NOT GUTTER(ノット・ガター)」をオープンしました!ワーイ!

(ほそぼそではありますが)7年ほどオンラインのメディアを運営していて、いつか地域の方々とつながるリアルな場も・・・と思っていたのでうれしいです!

場所はおなじみ、東京ポートボウルさんの一画。

っていうか、中。

昭和な雰囲気が残るなんとも味のある空間です。これだけでなんだか面白そうじゃないですか? 笑

で、具体的にここで何ができるのかというと、

“スクリーン印刷”で色んなものを刷って楽しめます!

と言っても、ピンと来ない方も多いですよね・・・

印刷にはいくつか方式があって、スクリーン印刷は版に穴(孔)をあけて、そこからインクを押し出して印刷するのが特徴(なので孔版印刷とも呼ぶそう)。版画や昭和世代にはおなじみ「プリントゴッコ」も基本的な原理は同じです!

たとえば・・・(→画像をスライド)

①道具を用意して→②フレームに版を張って→③刷りたいものの上にセットしたら→④インクを載せて→⑤えいやっっと刷れば・・・

ジャーン!!

こんな感じで自分でオリジナルのグッズをつくれちゃいます。イベント用に仲間とおそろいのマークを入れたTシャツをつくったり、お店のロゴを入れたトートバッグをつくったり。こういうのってお店に発注してつくるイメージだったから自分で刷れるとテンション上がる〜〜!

こちらは「SURIMACCA(スリマッカ)」という、大阪の印刷会社JAMさんが開発したキットを利用していて、誰でもかんたんにスクリーン印刷ができるのが特徴。ちなみに「リソグラフ」という、世界中のアーティストに人気のデジタル孔版印刷機によるサービスもはじめますが、そちらの紹介はまた次の機会に。

話は戻って、このSURIMACCA。布以外にも、たとえば・・・

紙にイラストを刷って年賀状やグリーティングカードをつくったり

板にロゴを刷って看板をつくったり

さまざまな素材に印刷してオリジナルグッズがつくれちゃう。しかも一点からOK。

スクリーン印刷はその仕組ゆえ、一般的な印刷ではNGとされるズレやカスレ、色ムラなどが起きやすいのですが、それこそが特徴であり魅力とも言えるんです。

なんとも言えない温かみ、アナログ的な風合いがあるんですよね〜。

一つずつが微妙に異なるので、オンリーワンの作品とも言えます。

もちろん、スクリーン印刷で作られた作品を購入したり、印刷だけ発注したりするのもいいですが、オススメはなんと言っても自分で体験すること!原稿をつくって刷るまでのドキドキ・ワクワク、刷り上がったときの感動。ボタン一つでキレイで正確な印刷ができる時代だからこそ、逆に自分の手で色々と試行錯誤しながら印刷をする楽しさを体感してほしい!

なんと言っても私自身がその魅力にハマったひとりなので・・・

お店の名前(ノット・ガター)にも、「ズレやかすれ、ムラ(ボウリングでいうところのガター)だって、ここではどんどん受け⼊れて楽しもう!」という思いが込められています。

自分は絵が描けないから・・・センスがないから・・・そんなのもここではいっさい関係ありません!(私もないですし・・・)。

たとえば、自分が好きなもの(でもそうでなくても)を書いて刷ったら、

ほら、もう自分だけのオリジナルグッズが完成。

自分の気分が上がればそれでよし!!

スクリーン印刷はとっても奥が深くて、ぶっちゃけ私たちもまだまだ試行錯誤の連続。ハッキリ言って完璧なサポートはできません!(キリッ)。でも一生懸命、一緒に試行錯誤を楽しみます!

なんと言っても都心の港区にありながら、レトロなボウリング場でスクリーン印刷をするというのはなかなかユニークな体験になるはず。

ボウリング場内のカフェ、ダイニングバーで注文すれば、印刷体験しながら食事やお酒も楽しめちゃいます!

もちろんインクが乾くまでの空き時間や、刷り上がった作品を身に着けてすぐ1ゲームなんてのもあり 笑

レーンはすぐ目の前。

せっかく田町新聞が運営するので、印刷体験をしながらみんなでまちの情報をやり取りしたり、相談しあったり、ここから新しいこと、楽しいことが生まれればいいな〜とも思っています。もちろん田町が初めての方も大歓迎。

ということで、まずは気軽に印刷で遊びに来てください!お待ちしてま〜す!

シェア・送る