近未来の乗り物、電動キックボードを芝浦でいち早く体験!

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先日、以前取材でお世話になったオステリア ラディーチの倉島さんから突然こんなメッセージが送られてきました。

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面白い記事?なんだろう?
と思ってリンクを開いてみると・・・

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おおお!
電動キックボードのレンタルサービス、しかも、芝浦で!

これは行くしかない!ということで、期間限定で電動キックボード レンタルサービス「movicle(モビクル)」が行われているという株式会社Curious Edgeさんの拠点に伺ってきました。
(※編集部注:新型コロナの影響でレンタルサービスは休止となりました)

ちなみに残念ながら予定が会わず倉島さんは取材に立ち会えず。なんかすいません・・・

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指定された場所に伺ってみると、店頭にずらっと電動キックボードが!

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こちらが今回取材に応じてくれた株式会社Curious Edge代表の牧野さん

田町新聞
「期間限定で電動キックボードのレンタルサービスを行っているということですが、なぜ芝浦で?」

牧野さん
「会社は今、神田にあるのですが、元々このビルの3、4階にあったんです。あと実は私、芝浦一丁目の出身で40年以上住んでいまして。そんな経緯で・・・」

田町新聞
「なんと!そうだったんですね。急に親近感が 笑
ちなみに株式会社Curious Edgeさんはどんな会社なんですか?」

牧野さん
「実は今、会社が3つありまして・・・」

なんと、牧野さん3つの会社の代表とのこと。
すいません、全然そう見えない・・・ラフな出で立ちといいますか・・・いや、いい意味でですよ。うん、いい意味で。

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物腰柔らかな牧野さん。なんでも、本格的なサービス展開前に休日を利用して試験的に電動キックボードのレンタルサービスを行ったそうで、写真には写っていませんが、当日は奥さんとお子さんの姿も。なんていい家族なの!

牧野さん
「株式会社Curious Vehicleがほぼ本体の会社で社員は15名ほどいます。我々の技術力を買っていただいて、“3年後の技術を手に入れる”といったミッションで、リクルートさんと一緒にブロックチェーン、機械学習、AIなど、R&D(研究開発)事業を行っています」

田町新聞
な、なんかすごそう・・・

牧野さん
「そこで得た最新の技術を形にするのが株式会社Curious Edge。さらに、ドイツに設立したCurious Technology GmbHで世界に進出していこうと役割を分けています」

ちなみにCurious Vehicleは元々リクルートのフリーペーパー「R25」のシステムを開発していたチームがスピンアウトしてできた会社。その後、牧野さんはスタートアップが集まるドイツのベルリンや、スタートアップの支援に積極的なポルトガルのリズボンなどで学んできた経験やネットワークなどを生かして、Curious EdgeやCurious Technologyを立ち上げたそう。

田町新聞
「今回、電動キックボードのサービスをはじめたのはなぜですか?」

牧野さん
「私たちはエンジニアが中心の会社で、ふつうに開発を行うといぶし銀なものばかりできてしまい・・・w
正直、マネタイズといったところが苦手となっていました。これまでのブルーオーシャンを探す戦略は弊社のようなエンジニア集団には難しいと思え、次のプロダクトはある程度の実績があり、スタートアップが戦えるところとして検討を進めました。

規模というところはクリアできていないのですが、電動キックボードは弊社が重視した好奇心を満たしつつ、ビジネスとしても事例が多く出てきており、国内の状況を見つつ十分に戦えるのではないかと判断しました」

田町新聞
「なんか、プロフェッショナル 仕事の流儀を見てるみたいでワクワクします」

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movicleのマークはペンギンがお腹で滑って移動しているイメージからきているそう。かわいいですね〜

牧野さん
「また、日本は法律が厳しくて、出る杭は打たれるみたいな風土もあるので大手が参入しづらいのではないかと。あと昨年、海外ではじめて触れたときに面白いなという自分の興味も半分くらいあったんですけど 笑」

田町新聞
「すでにいくつか日本で電動キックボードのサービスをはじめられている会社さんもあるようですが、movicleならではの特徴はありますか?」

牧野さん
「自分たちの強みである技術力を生かして、色々とカスタマイズしています」

田町新聞
「ただ単に海外から電動バイクを輸入してサービスを展開しているわけではないと」

牧野さん
「はい、電動キックボードの中にIoTのデバイスとか全部入っていて、例えばすでにGPSデータを取得して、何号機がどこにいるか、バッテリー残量がどのくらいあるか、などデータをすべて取れるようにしています」

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「エンジニアは機械学習とかを入れたがるんで」と笑う牧野さん。すでに将来、シェアリングサービスで、利用状況に合わせて価格を柔軟に変える、ゲーミフィケーションを取り入れて地域振興を図るといった展開も検討しているそう

田町新聞
「おぉ、そうなんですね。コンパクトなので、盗難大丈夫かなとか思っていたんです」

牧野さん
「遠隔操作で電源を落としたり、ブザーを鳴らしたりもできるようになっています」

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さすがエンジニア集団。一見、ほかの電動バイクとあまり変わらないように見えますが、できることが違うようです

田町新聞
「それは安心。でもそういえば、そもそも海外から輸入した電動キックボードって、日本の公道で走れるものなんですか?」

牧野さん
「そこもウインカーやミラーを付ける装備をカスタマイズして、原動機付自転車の免許があればきちんと公道を走れます。港区で登録をしていてナンバーも付いていますよ」

田町新聞
「すんなり登録できたんですか?勝手なイメージですが、なんかお役所ってこういうのにすごい厳しそうな・・・」

牧野さん
「3〜4回通って登録できました。港区で初めてですって言われましたけど 笑
ちなみに原動機付自転車扱いとなったことで、対人・対物の保険もすべて加入済です」

田町新聞
「おぉ、きちんと保険も入っているんですね。やはり、手軽に乗れそうな分、安全面には配慮が必要になりますよね」

牧野さん
「はい、やはり自転車より軽いので急ブレーキに弱かったり、風の抵抗をもろに受けたりするので、そのあたりはしっかり事前にご説明しています」

田町新聞
「基本的な性能はどんな感じなんですか」

牧野さん
「時速42キロほど出せるパワーがあります。原動機付自転車の法定速度は最高時速30キロじゃないか、という方もいらっしゃるのですが、逆にそのぐらいのパワーが無いと風の抵抗を受けたときや坂道などで減速して危険なので」
※法律上原動機付自転車となり、法定速度30km/hは厳守する必要があります。

田町新聞
「なるほど。距離はどのくらい走れるんですか」

牧野さん
「フル充電で約40キロ走れます。ただ、乗り物の特性上、1〜2キロを気軽に乗っていただくという使い方がベストだと思います」

ということで、田町新聞も早速試乗させていただくことに!

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まず、牧野さんに基本的な操作方法を教えてもらいます。ビビリの自分、メッチャ真剣な表情ですね・・・

基本的な操作方法:https://movicle.jp/faq.html

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電源を入れたら、モード(ギア)の設定。1,2,3の3段階ありますが、これはトップスピードを制御しているだけなので、常に3に設定していればOKとのこと

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アクセルは右ハンドルの前にある小さなレバー。ハンドルを握りながら人差し指で操作します。ブレーキは自転車同様、左右にレバーがあり、右が前輪、左が後輪用。両方を握って停車します

ハンドルの中央に液晶ディスプレイも付いていますが、バッテリー消費を抑えるため暗くなっています。将来的にはここにマップを表示させるなどの機能を検討しているとか。

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原動機付自転車と同様の扱いなので、きちんとヘルメットを被って・・・。ヘルメットは貸してもらえるので、免許書とレンタル料さえあればOKです。

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右利きの場合はこんな感じで右足を前にして、乗り出します。それにしても絵に描いたようなへっぴり腰・・・

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行ってくるぜ!緊張で笑顔が若干引きつりつつスタートです

アクセルのレバーが軽めなこともあり、走り出しと曲がる操作には最初、少し慣れというか度胸が必要ですが、超がつくほど運動音痴な編集長でも5分ほど、人通りのほとんどない場所で練習すれば・・・

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たまに車が来る程度の公道でほら、ご覧の通り。
スススススーーーって、どう未来感ありません?

悲しいかなおじさんになって新しい体験にワクワクすることがあまりなかったのですが、電動キックボード体験、久しぶりにとっても興奮しちゃいました!
あ〜また乗りたい。

今後は対岸のお台場で電動キックボードのシェアリングを計画中。原動機付自転車はレインボーブリッジを渡れないため、ある程度閉じられたエリアで使ってもらえるほか、お台場内は観光スポットなどが適度に離れているため、手軽に乗れる電動キックボードはちょうどよいのでは、と牧野さん。今ある芝浦の拠点はその充電スポットとして活用していくようです。

でもやっぱり田町新聞としては、芝浦でもサービスを継続してほしいなぁ。例えば、田町のホテルに泊まっている観光客が芝浦エリア内のSHIBAURA HOUSE、旧協働会館といった名所だけでも、電動キックボードで回れたらメッチャ楽しいですよね〜。TOKYO WATER TAXIさんとのコラボとか。状況が落ち着いたら、関係者のみなさん、いかがでしょうか?

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movicle(モビクル)
https://movicle.jp/
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